人類が古代から抱えて来た三つの問題、飢餓、疫病、戦争は何千年に渡り人類を悩まして来た。それにより膨大な人が死んだ。ところがこの数十年我々は飢餓と疫病と戦争を抑えこんできた。
すっかり解決した訳ではないが、制御不可能なものでは無くなってきた。大体どうゆうものかを理解し、防ぐためどうすべきか十分承知してきた。「何事も神の思し召し」と諦める事も無くなった。
問題が起こると誰かがヘマをやらかしたと感じ調査委員会を設置する。人類は過去絶えず飢餓に苦しんで来た。しかし過去100年間で政治、経済が発展して、地球上のほとんどの場所で、飢え死にする可能性は低くなっている。
戦争や地震で国全体が荒廃した時でも、国際的な支援のおかげで飢餓は防ぐことができる。現在では飢餓より過食のほうが深刻な問題となっている。
飢餓や疾病や戦争が減ってきているとしたら、人類は必ず何か別のものに取り組むだろう。、21世紀に人類の課題ではどんなプロジェクトが出てくるだろうか、
主なプロジェクトの一つは、人類と、地球全体を危険から守ることだ。我々が飢饉と疾病と戦争を、抑え込めたのは、目覚ましい経済成長に負う。そのおかげで豊富な食料や医療、エネルギーを取り入れた。しかしその成長が、地球の生態学的均衡を揺るがしており、ようやくこの問題を探求し始めた。