本田技研の熊本工場へ、友人と二人見学会に参加しました。この熊本工場は全て二輪車の設計、製造,購買を一貫管理している。広さは本田の中で最も広い、従業員も3800名いる。
工場長の話では現在目標は
①CO2 ゼロ、②事故ゼロ
を目指している。
本田全体で販売は北米53%,アジア25%,欧州5%,日本13%となっている。
この工場は二輪車とパワー製品(エンジン、耕作機械、芝刈り機等)を生産しているが、エンジンを作
10工程内外の各工程に専門の社員が、流れ作業でこなしていく。それは芸術的にさえ見える。
一貫生産とは鋳造、機械加工、エンジン組立、プレス、溶接、塗装、プラスチック成形、完成品組立、検査、梱包までを行う。
エンジン組立でも工程が分かれて精密におこなう。また車体の組立では工程毎に取り付ける部品の高さや位置が変わるので、以前は作業者が動いていたが、今は工程台が工程毎に上下したり、回転して、作業者は殆ど動かずに取り付け出来る。
取り付けたら画面上に正しいか、間違いかの文字が現れ、大体一工程で三ヶ所程が正しいが誤りかのランプが出て、全てOKでしか、次の工程へ進まない仕組みになっている。この仕組みも最近出来上がったそうで、常に改良されているようだ。
熊本工場は二輪車の他エンジンや草刈り機等を生産している。
本田は二輪車とパワープロダクツ(エンジンや草刈り機、農耕機)のは15%程の売上を占めて、四輪自動車は71% になつていますが、現在飛行機も生産していると言う、この工場は本体の原点となる二輪車を材料手配から部品生産の一貫生産をしながら尚常に自動化への改善している所に意味があると思われる。
熊本県と大分県の旅行ー1