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ファーウエイのスマートフォンはアップルを抜き世界2位、過去最高益を見込む。深センのなかにある研究所は東京ドーム26個分(120万平方メートル)ある。研究開発費は売上の10%を超え、日本円で1兆円を超える。

NHK特集によれば、ファーウエイが今最も力を入れているのはスマートシテイである。監視スクリーンで都市全体が把握出来る。

スマートフォン等の位置データを集め、一刻ずつ変わる人の動きを正確に割り出す。車からのデータを分析し、交通渋滞を解消しようとしている。

通信速度が速い5Gによつてスマートシテイの性能が飛躍的に向上、深センでは8万台のカメラが設置され、街中の映像が24時間リアルタイムに集積されていく。5Gにより都市の治安も強化される。

効果的なのは監視カメラの映像からAIが行う顔認証だ。異常を検知すると、個人を特定、犯罪と判定すればその情報を警察に送る。

逃走する犯人の映像を監視カメラがとらえる。そして登録されている顔写真と照合し、名前と住所を特定する。わずか30分で逮捕となる。

このスマートシテイを導入したら、過去3年で事件の発生率が25%減少したそうだ。ファーウエイの梁華会長は今スマートシテイ実現のためのインフラとなる5G の設備を世界に売り込んでいる。強みは独自の技術で小型化し、設置費用を抑えた低費用だ。

5G のシェアは、ファーウエイ:34%,ZTE:18%,サムスン::21%,エリクソン:15%,ノキア:9%,その他:3%となっている。
すでにファーウエイの5G はロシアや中東諸国を中心に40ケ国が導入を決めている。導入検討中を加えると80ケ国を超えている。

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