2.GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の解体論。これまで「イノベーションの神」と称えられた企業に解体論が出た事にショックをうけた。今GAFAは解体すべきと考える人がいます。
2019年は米国内で議論が活発化している。20年以降本当に分割されるのか。巨大企業が市場を独占するとその他の中小企業は生きて行けなくなり、イノベーションの発生を阻害する。4社を打ち負かす存在は無いが、自らが解体する可能性がある。
①はアマゾンはAWS (アマゾン、ウェブ、サービス)のクラウ ド部門が最も収益が高く、他部門の赤字を補っている。しかし投資家はクラウド事業に投資したいと思うが、特定の企業の傘下にある為投資し難いと考える。AWSが独立するともっと多くの資金が集まり、成長すると考える。
②は政治家などからの攻撃をかわすことになる。反トラスト法で捜査が入ると、とことん調べられるくらいなら、前もって自ら解体して批判をかわした方が良い。1社として活動するより、2社として活動するほうが成長し株価も上がると予測する。
- 中国のBATH(バイドウ、アリババ、テンセント、ファーウエイ)は世界が注目しているが、彼らはGAFAを超えるのか。GAFA の解体が中国の力を増大するとの声もあります。
それに対して米国のニューヨーク大学のスコット、ギヤロウエイ氏は中国の企業がライバルになる可能性はありますが、それでGAFAの力が弱まるとは考え難いと言う。
GAFAの敵はお互いとなるだろう。アマゾンとアップルの戦いはさらに激化するだろう。4社はこれまで棲み分けられてきたが、今後4社が成長しようとすると同じ領域に行くことになり、激突すると考える。
米国は「イノベーションの神」と特別視した結果、彼らの力は大きくなりすぎて、米国の民主主義を脅かす存在にまでなりました。日本はこうした米国の体験を教訓として、ほしいと言う。
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