人生50年X2,心の荷物ー60

50歳以上の人では、新鮮さに欠けた感じのする人と、逆に50代になって生き生き元気な人に別れる様に感じます。
ときめきを全く失って、何事にも心を動かさない人がいます。それでは人生の2周目を楽しむ事は難しいでしょう。心も表情も身体も硬直してしまうのでしょうか、


心に心配事を詰め込み過ぎていると、人生が重くなってしまいます。 沢山の荷物の内、本当に必要な物だけを選び、その他のものは捨てます。捨てるものの中にはトラウマやこだわりや執着からくるガラクタの様な荷物が沢山あります。

タンスの中が使わない服や下着で一杯になる様に、今では不要なものになってしまった荷物がそのまま残っています。
心の荷台には10代からのストレスが全部残っている。悩みや心配事、家の事、家族のこと、仕事のこと、あらゆる心配事で荷台が一杯になっています。


よく10代や20代の頃の両親や兄弟との葛藤やかだいを、50代になっても持ち続けている人がいます。
親との関係がうまくいかなかったとか、父親が厳しくて嫌いだとか、母親がうるさくて嫌だったとか、誰でも多かれ少なかれ親との葛藤をいまだに処理出来ずに抱えている。


20代、30代ならそれを引きずっているのはわかるとしても、50代を過ぎても持ち続けるのは、滑稽でもあります。人生に負の記憶を後生大事に持ち続ける必要はありません。それではどんどん重くなり動けなくなります。

忘れたい過去、捨てるべき体験は「忘れよう」、「捨ててしまおう」と心の中で決心する。はっきりと心の中でバッテン印をつけることが大切と考えられます。

忘れた事も時々思い出す場合があるが、その時は強い意志で「それ以上考えない」と決意をするのも大切です。

心の中に蜘蛛の糸の様にぶら下がつた記憶が蘇ることがあれば、ハサミでチヨキンと切ると嫌な記憶はまた逆さまに谷底に落ちて消えていくと言うイメージを繰り返すと「心の断捨離」ができます。

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