果たして5G に投資しただけの効果、利益がもたらせられるのかは分からない。但しその中で中国政府が莫大な投資をしていることは分かっている。
5G は一般ユーザーへのアピールは弱い。しかし産業界では全ての物のネットワーク化による4次産業革命が期待されている。
IOTとAI を進めるインフラとしての5G の役割が求められ、そこに労働者がロボットとの競争にさらされる時代が迫っている。
それは国家間競争にまで及んでいる。中国のすすめている「中国製造2025」は2015年に発表した5Gや産業用等の製造業の高度化を2025年に世界の製造強国入りを果たし、建国百年(2049年)に世界の製造トップ国を目標にしている。
ただしそれは今米中摩擦を招いる。中国は半導体自給率90%を実現して世界の製造大国を目標にしている。