昆虫と色-サピエンス-18

自然界には沢山の色があります、また日本語には色の名前が数多くあります。桃色、橙色、山吹色、菫色、小麦色、鶯色、鼠色、トキ色、玉虫色など多様な色にあふれています。

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人間は服を着たり、化粧をしたり、髪を染めたり、色々な色彩を身につけています。しかしなぜ自然界には豊かな色があるのか、一般には花の色、蝶や蜂が花粉を運んでくれる様に蜜のありかを知らせる目印と考えられています。

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では昆虫には自然界はどう映っているのでしょうか、世界の生物は150万種、未発見のものを入れると1億種といわれますが、一輪の花も1億種の見え方があるかもしれません。

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あらためて色とは、ニュートンは白色光をプリズムで7色に分解しました。実際には7色の境界にいろないろがあるので無限にあるとされています。

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今では色の違い光の波長の長さによって生まれる事が分かっています。光は波の一種で、人の目には380ナノメートル〜780ナノメートルのあいだしか見えません。これを可視光線と言います、

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さらに短い光は紫色より短く、紫外線と言い、長いのは赤外線と言います。光がプリズムを通ると屈折しますが、波長が短い程屈折率が高まりますので、7色に分かれて見えます。

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人の目には網膜と言う膜があり、光を視神経に伝える視細胞がある。視細胞には4種類あり3つは色を1つは明暗を感じ取ります。波長の長さによって反応する三種類の細胞では、赤、緑、青に夫々が反応します。それらの情報を脳で総合的に判断して例えば、赤と緑を両方で感じると黄色と判断する。

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人は三原色だが、魚類や鳥類や昆虫などは紫外線を感じる細胞を持つ4原色以上のものが見つかっています。4原色の世界はどう見えるのでしようか。
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