先日サイバー攻撃の現状について、話を聞く機会がありました。
サイバー攻撃は益々激しさを増しています。この怖さは今後広がっていくと思います。
2025年までに60%の自動車がインターネットに接続されると言います。自動運転時代に、自動車をリモートで乗っ取り暴走する危険も増してきます。
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掃除ロボットが普及していますが、最近のは、各家庭に配置された掃除ロボットの稼働状況や間取りなどを絶えず本社へ送信するそうで、それも不気味な面があります。
新しい冷蔵庫はスマートフォンで中身が見えるそうで、これを盗まれると、他人に見られるおそれがあります。
電気製品や部品
に装着されるIOTは物をセンサーでインターネットに発信するもので、3年後には世界で400億個がインターネットにつながると言われている。東海東京証券主催の講演会ではサイバー攻撃の種類は以下のようです。
①パスワードクラック:他人のパスワードを盗む、
③DDos攻撃:ドス攻撃とも言い、ウェブサービスに大量のデータを送りつけ利用不能にする。
④フィッシング:金融機関などを装った電子メールを送信してリンクをクリックさせて、偽サイト画面に誘導して個人情報を盗む。
⑤ビジネスメール詐欺:実際の取引先になりすまして、振込先が変更しましたと通知し、別の口座に振込をさせる。
⑥標的型攻撃:特定の組織内の情報を狙って攻撃する。政府、公共サービス機関、製造業の組織のメンバーに長期に電子メールを送り、気づかれないようにマルウエアなどを送りこみ、最終には目的とする情報を盗み出す。
サイバー攻撃は今や国と国の静かで激しい戦争となっておる。
各国はサイバー攻撃対策の法律作成を進めている。
「EU」は2018年5月:一般データ保護規制、
「中国」は2017年6月:ネットワーク安全法、
「日本」:2017年5月:個人情報保護法改正、
「オーストラリア」:2017年2月プライバシー法改正、
「インドネシア」:2016年12月個人情報情報保護規定、
「アメリカ」:2015年10月サイトセキュリティ情報共有法を成立させている。
ネットワーク上の攻撃の模様を世界地図上で見るソフトもあるようで、それによると、世界中の各地で1分間に約400回程の攻撃がされている、これは国対国の次世代の戦争として、各国は急速に法律の整備を進めている。
エストニアーサイバー攻撃ー16