30年後つまり2050年は当然私はこの世には存在しないのですが、30 年前の今それを考えると得るものが多い。
幸いにして、英語エコノミスト編集部が挑戦した渾身の「2050年の技術」を参考に30年後の夢の世界を味わうのも一興であろう。
この本では科学者、起業家、研究者、SF 作家の協力を仰いで今後技術がどのような発展をし、我々にどんな影響を与えるかを見通す事にしている。
未来の手がかりは、過去のパターン、現在起きようとする変化、SF が描く想像上の未来に潜んでいる。
三十年後の予測を
①VR(バーチャル、リアルテイ),
②自動運転、
③宇宙飛行、
④遺伝子
の四つに分けて考える。
VR(仮想現実)は2016年にパソコンやゲーム機と連動し、3次元の仮想現実に没入できるヘッドセット、アダプターを発表した。
今後はスマートフォンがベースになると予測する。
ヘッドセットは小型化し、持ち歩くかもしれない、そして電車の中で映画を見たり、ゲームをしたり、会議に出席したりが可能となる。
今後VR のイメージを現実世界と融合させた拡張現実(AR)が新世代のコンピュータになる可能性が高い。