AIとコロナとヘルスマップー14(2)

ヘルスマップは世界的ネットワークで世界中のニュー メディアやSNSから常に不可解な情報を抽出しています。

去年12/30にヒットしたのは中国のローカルニュースで武漢の海鮮市場で感染爆発が起きたと言うものでした

この日は後に自ら感染し死亡した中国武漢の医師李文亮(りょう)がSNSに最初の警告を投稿した日、同じ内容で同じ日に地元の新聞社が[武漢の市場で原因不明の肺炎で7人が危篤状態],それをヘルスマップが拾い上げたのだ。

AIが抽出したMAPはすぐ公開されるので、WHOはじめ世界の保健機関がそのデータを利用している。ただ今回この警告が生かされた形跡は無かった。

この時点では未知のウイルスによるものとは分からなかった。そして感染爆発は起きてしまつた。(2020/1/23)この時毎年発生している感染症が世界でいくつも発生していました。その為AIは肺炎としかの認識は出来ませんでした。

カナダ、トロントではAIベンチャー、ブルートット、彼等もその翌日SNSでの情報から警告を発していた。更にあるデータからAIに学習させ、武漢から他の都市に広がらないかを独自に予測した。予測に使ったのは国際線の航空機のデータだ。

航空機で予測したのは医師のカムランカーンである。45都市に300の直行便が飛んでいた。去年の大晦日には8万人の旅行者が海外へ出発した。
行先はアジア各国、アメリカの主要地にも飛んでいる。予測には0~100の健康安全保障スコア(各国の感染対策の脆弱性)も考慮に入れた。


共に行っているトロント大学の、専門家アイザック、ボゴシユはこれは国毎に感染症に対処する能力があるか、判断基準になる医療体制が整っているか、専門のスタッフがいるか、感染を抑え込めるかを分析、すると主に東アジアと東南アジアの都市が浮かんできた。

最初に予測したのはバンコク、香港、東京、台北、プーケット、ソウル、シンガポール、マカオ、シドニー、ドバイ、クアラランプール、高雄、大阪、メルボルン、チェンマイ、ペナンである。この予想は後に現実のものとなる。

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