食が最も大切な国、中国の北京に話題のレストランがある。店員がいない無人レストラン。注文から利用まで無人で餃子が出てくる。中国は空前の無人ブームだ。
無人スーパーでは買物する前に顔の登録をして、スマートフォンでゲートに入る。店員はおらないが、天井には300のカメラがある。これがAIの目だ。
AIは誰が何を買ったのかをつぶさに把握する。買物を終えてゲートを出ると、自動的に清算される。代金は口座から引き落とされる。
無人スーパーのジンドン(京東集団)はアリババに次ぐネット通販だ。
物流倉庫はAIとロボットによる、徹底した無人化が進んでいる。倉庫には一人といない。従来の4倍の仕事が出来ている。
集めた荷物は自動運転のフォークリフトが搬出口まで運ぶ。さらにこの先のロボットを使った宅配便を実行しようとしている。
この宅配ロボットにはAI が搭載され、障害物を避けながら道路を走る。目的地に着くと受取人のスマートフォンに知らせて、荷物を取りに来てもらう。
このAIロボット宅配車は北京で一部つかわれはじめている。
一方14億人の人が、仕事を奪われる不安はないのか? その時は国がなんとかしてくれるだろうと楽観的である。