アメリカの心理学者が卒業アルバムを集めて、笑顔の度合いを点数化して、後年の結婚生活を予測した。その結果男女共に笑ってなかった人の離婚率は笑っている人の5倍に上った。
又最初の直感ー一瞬で人は判断出来るか、ーハーバード大学では外見から攻撃性を推測する事が出来ると言う。それは顔の幅と長さの比率だ。
顔幅の広いほど、男性ホルモンのテストステロンの数値が高い。高いほど競争を好み、野心的、冒険的で攻撃的な性格になる。もちろん平均的な男性のことだ。
テストステロンの濃度は遺伝的な違いもあるが、胎児の時の子宮内の環境から影響を受ける。女性は人差し指と薬指の長さは同じだが、男は薬指が長い事が多い。
子宮内では脳だけでなく、全身で男性と女性の違いができる。テストステロンが強いほど、男性の顔の幅が広くなり、攻撃的な性格が強くなる。
ハーデンステインさんは幅広の男性について、次の研究データを紹介してある。顔のはばひろの男性は①ライバルを蹴落とす為3倍嘘をつく、
②賞金を山分けする時公平に分配する事を嫌った。
③アメリカで発見された殺害された人の頭蓋骨を調べると、絞殺、刺殺、撲殺などで殺されたケースはほっそりした顔の男性が圧倒的に多かった。
アメリカでは様々な顔立ちのひとがいるが、横に広い鼻、厚い唇、黒い肌はアフリカ起源の顔と呼ぶ。
裁判では人種の違いによって、刑を変えないと言う意味では平等になつた。
所がアフリカ的でない被告の24%が死刑判決を受けているのに対して、アフリカ的顔の被告の58%が死刑判決が下されていた。
裁判官は容貌から内面を推し量る錯覚に囚われ、顔立ちが暴力的だと直感した被告に重い刑を科していた。