金融途上国と言われるアジアでは銀行が少なく、口座を持たない人が多い国では急速に新しい方式が普及している。
フイリッピンからシンガポールへ出稼ぎに来ている女性が月末にシンガポールの娘への送金に銀行や送金業者からおくつていたが、今はスマートフォンの送信ボタンを押すと送れる。
フイリッピンやベトナムでは銀行口座を持たない人が60%あり、送金業者に依頼するが混雑がひどく、手数料も高い。
東南アジアでの携帯電話の普及は急速で、人口の半数以上がインターネットに接続できるようになった。
送り手は予め現金を電子マネーにして、入金し、送金は携帯アプリで指示すると数秒で完了する。
受け手はフイリッピン内の契約店8千店で現金で受け取れる。
これまで送金は店舗網や店舗をつなぐシステムが必要だつたが、その壁を崩しはじめている。