最近ブラックホールの撮影に成功したとのニュースが新聞やテレビを賑わしました。我々の日常には関係無いような出来事だが、宇宙を扱った物語には、何よりも深いドラマと発見と不思議な感動があります。
2019年4月10日世界10カ國のが共同記者会見がされ、世界のアンテナを結合した「イベントン、ホライズン、テレスコーブ」によりM87の銀河の中心にある巨大ブラックホールの姿を世界で初めて撮像を映す事に成功した。
イベント、ホライズン、テレスコープとは世界6ケ所8台の電波望遠鏡を組み合わせ一台の巨大な電波望遠鏡を言う。
今回はアメリカ、日本、チリ、中国、台湾等が世界同時に記者会見を開いて、この快挙を発表しました。
銀河とは星が集まった集団を言い、我々地球が属する太陽系は天の川銀河に属する。この銀河は2000〜4000億個の恒星が集まってできており、直径10万光年、厚さ1000 光年で、棒渦巻にゆっくり回転しており、その中心にブラックホールがあると言います。
仏教では三千世界があり、小世界は1つの星に須弥山を中心に、西大州があり、まわりに9山8海がある。中世界は千個の星が集まり、大世界は千個の更に千個の銀河系をあらわす。
三千世界は1人の仏が教化出来る範囲と言う。仏教での最大数は「不可思議」が10の64乗、更に「無量大数」は10の68乗と言う。
一説には銀河系の渦巻が一周する時間がこの世の最も大きい無量大数に当たるとの説があり、今更ながら仏教の発想力の大きさに驚きます。