日本は選択式テストが多く、記述式テストが苦手な生徒が多いとはこれまで指摘されてきた。
一方小説を月数回読む生徒は読まない生徒より45点も高かった。
そして活字離れが進んでいる事も明らかになった。新聞を月数回読むのは21%,9年前に比べ36%減少、雑誌を読む割合も30%で33%減少した。
同時に行われたアンケートでは日本の授業でデジタル機器を利用しない割合は国語83%(加盟国校1年の8割)が授業でパソコンやタブレットを利用しないと回答し、経済協力機構加盟の31ケ国中最も利用が低かった。
ただゲームやネット上のチャットを利用する割合は最も高かった。
教室で行われる1週間の授業でデジタル機器を利用しない割合は国語83%(加盟国平均48%), 数学89%(54%)、理科75%(43%)で際立って高かった。
校外でも勉強以外の利用は低調で、ほぼ毎日コンピュータを使って宿題をするは3%(同22%)、学校の勉強のためインターネットを使うは5%(同23%)でいずれも最下位だった。
一方ほぼ毎日ネットでチャットするは87%(同67%)だった。1人用ゲームで遊ぶは47%(同26%)で最高だつた。
日本はコンピュータを勉強や調査につかうより、小さいグループの友達と話し合うような調子でのチャットと言う短い文句のやりとりや、一人でゲームをする様子が強く浮かぶ。