サイバー空間と無法地帯-22

個人的には今後人の生活にはサイバー空間に接触する機会が増えてくる。1日の出勤から帰宅までの間でも、個人情報の流出危険がある。

①あさの出勤時:
ICカードで改札を通過、電車内でオンラインゲームをする。この作業から自動的に位置情報が分かるリスク、

②会社昼休みーWI-FIでネットバンキングをするー銀行口座番号やパスワード盗難の危険、

③コンビニでICカード決済ー購入履歴や消費行動を知られるリスク、

④夕食時ー飲食店でカードで支払うークレジットカード情報流出の危険、⑤帰路ースマートフォンから、自宅の家電へ指示するー位置情報や帰宅時間の流出危険。

サイバー攻撃の怖さは国家間にも影響を与える点にある。ハッカー集団が他国に侵入し、ツイッターなどで誤った情報を定期的に流す。国民は知らない間に洗脳される。この方法で国家を左右する選挙に介入し、国家の内部崩壊をさせる。

台湾では最近の選挙で、過去の軍事演習等の映像を使って、あたかも現在脅威がある様に洗脳して、選挙結果に影響を与えたと言われている。

このきっかけは2016年にロシアが米大統領選挙に工作したといわれたのが、発端となっている。ロシアは英国のEU離脱の国民投票で情報操作があったという。

中国及び北朝鮮はロシアに習い、情報操作技術を急速に向上させているようだ。韓国の朴政権にもフェイク情報を流し、能力不足やフェイクニュースを書込み朴氏の退陣を求め、230万人が参加するデモが起きるまで継続された。

サイバーとビル管理ー23
サイバー空間の無法ー21