サイバー攻撃が益々激化しつつある今日、せっかく世界が便利になったのに、サイバー空間が危険で使えなくなるのではないかと心配になります。これはインターネットが浸透したお陰で、世界中の情報が白日の下に晒されつつある。これは大変便利だが、使い方によっては大変危険な状況であり、サイバー攻撃を受ける可能性が増えつつあります。
話は5億年前の「カンブリア爆発」から始まります。
当時水中に生活していた生物は触覚や濃度や圧力で感じていましたが、この頃海の浅い部分と大気が化学組成が急に変わり、透明になった。
当時は全ての生物が海中に住んでいたが、海中が日光で溢れるようになると、視覚が、最善の武器になつていった。
そして目が急速に発達し、離れた場所から獲物を追跡する事が出来た。
この概要は日経サイエンスに掲載された、英国オックスフォード大学のパーカー氏が提唱している。また獲物の方も逃避行動を起こし、この競争の中で知覚と行動が爆発的に進化した。これをカンブリア爆発と言う。
これと同じ事がデジタル技術の広がりの現象に見られるという。インターネットは組織と個人の力を強めると同時に、他の組織と個人の力をくじき、好機とリスクが生まれた。
以前より遠くまでそして早く、安く簡単に見る事が出来るようになった。これは「情報の透明化が進んだ」結果だと思われる。G