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アップルはIphone の発売でここ10年で業績が急上昇

アップルはIphone の発売を契機に、ここ10年で業績が急上昇している。2018年8月にアメリカ企業として、初めて時価総額1兆ドルを上回った。
1976年にスティーブ、ジョブとスティーブ、ウォズニアックの二人が創業したが、ジョブ氏は当初からコンピュータによって生活が変革する事を予測し、庶民にこの技術をいかに届けるかを考えた。
そこで世に受け入れられる為、機械的な硬さを無くし、斬新でスマートなデザインを重視した。カラフルなiMacや超薄型のマックブックエアーを世に出した。


2001年には音楽プレイヤーのipodを、出し、コンピュータ以外の道筋をつけた。そして2007年カメラや電話機能を持つiphone、2010年にはiPad2015年にアップルウオッチへと発売し、現在のビジネスの柱となった。


研究開発への投資と技術力のある企業の買収により、他社と圧倒的な技術差を作り出してきた。指紋認証、顔認証、拡張現実、スポーツや健康への解決法の技術を内製化している。
デザイン、ハードウエア、ソフトウエア、アルゴリズムの技術を連携させ、製品に他を追随できない価値を生み出している。

カリスマだったジョブ氏を失った2011年からトップを務めるクック氏が進めるのは「社会的に正しい事、そして人類が持続的に発展していく社会の追求で」である。
2017年に完成した宇宙船のようなデザインの本社「アツプルパーク」でお互いの創造性を交換して未来を作り出す場と位置ずけている。


又女性や人種、プライバシーへも関心が深い。特に環境では製造過程での有害物質の排除や再生可能エネルギーへの転換を実現し、サプライヤーにも支援している。

最新のマックブックエアーは100%リサイクルのアルミ素材でボディを作っている。アップル社は2018年iPhoneの売上金額は全体の、62.8%を占めている。

iPhoneの高付加価値化により、売上高は20%を超える勢いで伸びている。しかしながら販売台数は明らかに頭打ちになつている。ジョブ氏亡き後我々一般人をあっと言わせる機能が追加されない、未だに遺産に頼っていてiPhoneを使うユーザーとして、物足りなさを感じている。


そこで力を入れているのはセキュリティと、プライバシーの保護だ。米国では中国によるサイバー攻撃やスパイ行為による批判が上がっており、フェイスブックやグーグルの個人情報の収集や広告ビジネスへの批判か出ている。


アツプル社はセキュリティとプライバシー保護をベースにしたアツプルウオッチに心電図機能を入れるなど健康、医療分野に力を入れ、人とテクノロジーにより、長期的な関係づくりが今後アツプルの目指す方向と言えるだろう。但し今の程度の開発速度では、他社に追い越される可能性が十分ある。
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