ファーウエイー3

デュイスブルクは中国企業を集めて拠点「中国貿易センター、ヨーロッパ」を建設中である。鐵工所の閉鎖が続き、人口流出が止まらない。この経済状況を一気に変える可能性を中国のハイテク企業に、感じられる。中国人が投資してくれれば市の税金も改善されると考える。

しかし期待と裏腹にトランプ大統領がNatoの会議で、ファーウエイの5G を排除するように迫った。

5Gは軍事面も大きく変えるとされる。ドローンやロボット兵器が、戦場の情報を瞬時に共有し、攻撃出来るようになるからだ。

アメリカが特に警戒するのは情報セキュリティだ。通信機器のセキュリティを調査して、政府に助言してきた会社が、昨年ファーウエイの通信機器500種類を調査し、ある問題を発見した。

ネットウエアに必要な機器のソフトウエアに問題が見つかった。外部からの侵入を可能とするアカウントが存在していたと言う。
ここにあったのはファーウエイと言うアカウントで、それのパスワードも設定されている。


意図的に組み込まれたかどうかは分からないが、パスワードを知っているものなら、機器にアクセスして、エラーや不具合を生じさせる事が出来る。

これはバックドアーと言われる裏口侵入が出来る弱点である。ソフトウエアを作る時、開発時に弱点を意図的に設けると情報の抜き取りや、遠隔操作を行うためのバックドアーになる可能性がある。

今回一つのソフトに対して100を超える弱点が見つかった。他社の製品に比べ安全性の面でリスクが高いと言わざるを得ないと言う。

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