LINEは日本国内月間7900万人が使っているが、その内3000万人がQRコード決裁に登録していると言う。このLINE PAYは保険、資産売り買い、家計簿、銀行ローン等に使われる。
又これまでお金を借りるには担保等が無いと駄目だつたが、日々の取引や返済実績等から信用度を割り出す信用情報を作り、貸出する、新しい取り組みをしている。
売上データの活用では個人情報を守る為、データの利用はするが、個人の特定はしないと言っている。その約束事は大変必要だが、データはサーバ上に細かく残る訳だから、個人の特定をしようとすれば出来るのが問題でもある。悪意ある活用も可能である。
情報が富となるのが分かって来た今日、個人情報は個人にとって、大切な宝である。この個人情報を守る仕組みが「情報銀行」の設立だ。
そこへの情報の提供は自分で決められている。そして相手企業ごとに、開示する情報を選択する。すると企業からは割引券がもらえたり、ポイントが付いたりする。
個人情報はユーザが心地良い情報の使い方、権利と利便性のバランスを取るのが必要になってくる。
平たく言えば、家族には話すが隣人には話さない情報や、近所に話すが、他人には話さないなどの、情報をバランス良く使い、情報という宝を大切に、有効に使い、明るキャッシュレス社会を目指すべきなのだろう。