キャッシュレスの波はやっと日本にもやって来たようだ。世界のキャッシュレスシステムは今急速に進んでおり、nhkの調べでは2016年にキャッシュレスの比率は韓国:96%,英国:69%,中国:60%,米国:46%に対して日本:20% である。
日本政府はやっとキャッシュレスへのスタートを宣言した。それは
①このまま現金システムを続けると、お札の印刷や銀貨の鋳造に年間650億円、全国にATM設置に4120億円、店頭の人件費に5000億円、現金の盗難に900億円、そしてその他を加えて全体で、年間1.6兆円かかる事、
②企業や店舗側は意外にメリットがある。設備に費用がかからない事、そしてレジ締めの手間、つまり毎日レジを締めてから、実際の売上金額と突き合わせをするが、1円でも合わないと全部の検査をする、これが通常1時間かかるそうだが、キャッシュレスではお客が支払った瞬間に本社へ送信されるので、この作業は不要になる。
そして最後のメリットは売上情報が得られる事である。お客様がいつ、何処で、何を、いくら買ったか、それはリピーターが新規が等のデータが得られる。
日本政府は政府側の問題と、企業側の要望に応える様に、2025年にはキャッシュレス比率を40%に、将来は80%にする目標を設定した。
日本は現金が便利なので、計画通り進むかは分からないが、現在も外国人旅行者が増えており、現金を持たずに来る人も多いそうで、スーパー等キャッシュレスシステムを整備する店が増えている。通帳レスー仮想通貨ー45