2019年4月10日に世界6ケ國で同時会見がされ、M87のブラックホールの撮影に成功した事が発表された。
M87は乙女座にある楕円銀河で太陽の65億倍の質量を持つブラックホールがあり地球から5500万光年の距離にある。
M87は半径200億キロで太陽系の最も外側の海王星の距離の4倍に当たり、太陽系全体程の大きさになる。
ちなみに我々の住む太陽系が属する天の川銀河の直径は10万光年(正確には10万5700光年)ですので、いかに遠くにあるかが感じられる。
又ジェットと言う超高エネルギーの噴出ガスが、見え、ウルトラマンの故郷とされている。
今回そのM87のブラックホールに焦点が当てられた。勿論これまではアインシュタインの理論ではあるとされたが、見た人は居ない。
2017年に世界中の200人の科学者が、チームを組み、ブラックホールの撮影に挑戦した。今回MHKのスペツシャルでその舞台裏に迫った。
アメリカのマサチューセッツ工科大のシェップ、ドールマン教授は10年前からブラックホールの撮影を考えた。
ブラックホールは遠くて、大変小さいので、この撮影は普通の望遠鏡では映らない、月に置かれたオレンジを映し出す様なものと言う。
そこで地球上の世界の望遠鏡を連携したら、地球程大きな望遠鏡になるのではないかとの、とんでもない案を考え出した。
つまりチリ(2個の望遠鏡),メキシコ、アメリカ、ハワイ(2個),スペイン、南極の世界6ケ國、8だあの望遠鏡をネットワークでつなぎ、同時に映す映す「 イベント、ホライズンテレスコープ」のプロジェクトを立ち上げた。
今回は銀河系の中心とM87の二ヶ所を観測する。2017年4月5日、8台の望遠鏡が一週間かけて、同じブラックホールを観測することになった。