宇宙を作るには3つの材料があれば良い。1つ目は物質、2つ目はエネルギー、3つ目は空間だ。
物質は質量を持ち、あらゆる所に存在し、塵、岩石、氷、液体やガスなど。エネルギーは太陽からエネルギーを感じる、
エネルギーは宇宙のあらゆる場所に染み渡り、宇宙をダイナミックに変化させ続けている。
宇宙には空間が広がっている。その広大さは並外れている。
これまでで最も卓越した科学者のアインシュタインはただならぬ事に気づいた。
宇宙を作るためにに必要な2つの要素の質量とエネルギーは本質的に同じものだと言う事である。
コインの裏と表のようなもので、質量は一種のエネルギーで、エネルギーは一種の質量というわけだ。
そうすると宇宙を作るためにはエネルギーと空間が必要となる。科学者が考え出した答えは、宇宙がビッグバンと呼ぶ出来事が起こった時、空間が出来たのだ。
ビッグバンの大きな謎は空間とエネルギーからなる壮大な宇宙が、いかにして、何も無いところから現れたかにある。
これを説明するには負のエネルギーが存在しなければならない。
たとえば男が丘を作るため、地面に穴を掘り、出来た土を盛り上げていく。
丘を作ると同時に穴も作っている。足し合わせるとゼロになる。これが基本的な考え方だ。
ビッグバンで正のエネルギーが生じた時、同じだけの負のエネルギーが生まれた。