人口衛星は軍事通信、GPS,を通じて部隊の移動やミサイル攻撃、弾道ミサイルの早期警戒など多くの場面で鍵となる。
これが麻痺すると最新警備を生かせず敗戦にいたるかもしれない。核兵器を使う戦略も通信衛星の回線にささえられている。
人工衛星は守りに弱い。数センチの物体が衝突しても機能を失う。
トランプ大統領は今年2月「宇宙軍」を来年に創設する署名をした。その前段階として宇宙統合軍を年内に立ち上げる。
中国は2015年「戦略支援部隊 」 を創設した。宇宙戦やサイバ攻撃や電磁波監視等を担当する。
最近の中国の衛星の数は既に米国を上回つている。
米国は中露を念頭にした対抗演習「スペース、フラッグ」を2017年から実施している。
2019年9月北京で抗日戦争勝利のパレードを行ったが、迷彩色のミサイル「東風21d」で、衛星ミサイル攻撃用と考えられている。
元々衛星攻撃ミサイルは米国とロシアが確立してきたが、中国は2007年に実験に成功している。