宇宙戦争と人工衛星ー22

人類初の人工衛星は1957年ソビエト連邦が打ち上げたスプートニク1号だ。21世紀初頭までに数千の人工衛星が打ち上げられた。

用途は軍事、偵察、通信、放送、地球観測、航行、気象、アマチュア用科学用等がある。


ほとんどは地球を周回する軌道にあるが、惑星探査目的で、火星や木星など他の惑星の軌道上にもいくつか到着している。

人工衛星とは主に地球の軌道上に存在する。地球上から宇宙速度(理論上海抜0mでは約7.9km/s,つまり時間あたり28400kmに加速させて地球の重力と重力から脱出する遠心力とが釣り合い、地球周回軌道を回り続ける人工衛星となる。

アメリカはソ連のスプートニク1号の成功にショックを受け、アメリカとソ連の峻烈な宇宙開発競争が始まった。

アメリカは1957年より宇宙監視ネットワーク(snn)は1957年より宇宙天体の観測をしており、2008年で8000以上の人工天体を追跡している。10センチ以上の物体を追跡している。

宇宙が新しい戦場となりつつある。米国と中国の覇権争いが激しくなり、人工衛星を攻撃し、陸海空の支配を狙う「宇宙戦争」が現実味を帯びてきた。

中国の宇宙ステーションからレーザー砲が放たれ、米国の軍事衛星が破壊される、通信網が麻痺した米軍に中国軍が襲いかかる。

これが近未来の小説「ゴースト、フリー」の開戦シーンだ。中国軍はハワイを占領する。現代では高度な情報戦がカギになる為「人工衛星」は不可欠になってきました。

宇宙軍と人工衛星ー23
ファーウエイ端末-5G-21