大阪なおみ-テニス-15

2019年1月26日全豪オープンテニスがメルボルンで行われ大阪なおみがチェコのペトラ、クビトバに大接戦の結果勝ち、優勝した。そんなにテニスに熱中のタイプではない私も、NHKのtv放映に引き込まれた。

ネット情報によると大阪なおみは身長180センチ、体重69kgの21歳で女子としては大柄である、父はハイチ系アメリカ人、母は北海道の根室出身、札幌で出会い、大阪へ転居、なお母の祖父は歯舞諸島出身で、おじいちゃん子のなおみの熱心な応援をTVで見かける。

姉の影響もあり3歳からテニスをはじめた。2001年アメリカへ渡り、父方祖父母のいるニューヨークでテニス修行をする。食事は日本食のうなぎ、焼肉、寿司が好物と言う。日本の漫画やアニメが好き。

2018年9月全米オープンで元世界一の憧れのセリーナ、ウイリアムズと優勝選て6-2、6-4で破り優勝した。試合はウイリアムズが主審と争ったりの荒れた試合になつたが、表彰式では観客がブーイングを続ける雰囲気でなおみは「みんなが彼女を応援したいのは知っています。
こんな終わり方になって、ごめんなさい」と述べた。この言葉はテニスファン以外にも感動を与えた。勝負の世界に生きる選手が、優勝した瞬間にごめんなさいと言うこの普通に見たら不思議な言葉が世界を感動させた。


この言葉は西洋人が言うと、多分嘘めいて聞こえるだろう、日本人が言って初めて実感として伝わったと思う。

日本では食事の時「いただきます」と言うが、それは人間は生きた生物を食べなければ、生きていけない、だからその生物に謝りながら食べさしてもらうと言う精神は昔から日本人の中に伝わっていると思う。今回もそんな背景から自然に謝ったと感じられた。

彼女は喋る事は不得意で3歳ぐらいだと自分で述べている。クビトバとの優勝戦で1回目は7-6で勝つたが、二回戦で大接戦の結果5-7で負けた。過去優勝したが2年前自宅で強盗に利き腕の左手首を負傷しながら復活してきた強敵のクビトバに対して、普通ならズルズルと負ける場面だ。しかし三回戦では、立て直して勝つ事が出来た、

れは28歳と21歳のスタミナの差が出た一面はあるかもしれないが、本人はロボットの様に打ち返しましたとのべているのは、勝負への集中度が高くなると、一種のゾーンに入ると言われ、難しい球をたやすく打ち返すことが出来ると聞いた事がある。

多分彼女はゾーンに入ったのだろうと思うが、普通には大切な優勝戦には雑念が入ってゾーンには入れないと思われる、彼女は言葉は3歳児と自覚しているからこそ、素直にゾーンに入れたのではないかと思った。素直な心を磨いて、益々勝ち続けて欲しいものだ。

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