現在携帯電話はドコモ、AU,ソフトバンクの三社が支配しているが、楽天が参入しようとしている。
現在は音声やデータ通信の処理をする専用機器を基地局や中継局に設置して通信網を作っている。つまり通信機器メーカーが専用に開発したソフトウェアとハードウェアを一体とした機器を使っているので、コストも高くついている。
楽天は技術の進歩が早すぎるので、後から参入した方が技術的に優位だと言う。これは中国が金融が後発ながら最新技術でかえるとひを果たし、キャッシュレスで世界に先行した事実に似ている。
楽天はソフトウエアーとハードウェアを分離して、ソフトウエアー部分はクラウド上で動かす構造だ。
ハードウェアに汎用機器を使っても、通信機能部分は全てクラウド上で作成できる。これは「仮想化」と呼ばれる技術でIT分野では従来から使われており、これを通信分野に応用すると、通信のコスト改革になるとかんがえる。
楽天が仮想化を取り入れることが、競争に勝つ料金プランを実現する事が出来る。さらに通信網は第五世代(5G)への対応も先取りする。その対応は基地を新設するのではなく、アンテナ部分を5G対応に替え、ソフトウエアーをアップデートするだけで出来ると言う。
最初は通信事業への参入は壁が高いとの評価が多かったが、技術的な中身が分かるにつれ、一緒にやりたい声が増えている。
この優れた技術に欠点はないのか、ダウンした時や通信エリヤの確保など未だ課題はあるが、世界初のクラウド化と5G化を果たされば主流に踊り出す可能性がある。