RPAは現場の作業のロボット化を補う意味で簡単ロボットと言われ、それには特別な言語を使わず、実際業務の手順を覚えさせて、自動化するのが一般的です。
事務員のAとBとCの3人の事務作業では各々の作業を機械に覚えさせて、Aを入力すると一瞬で、Aの作業をし、BやCを入力すると、各自が考えた方法でのグラフを正確に、一瞬で作成します。
RPAには三段階あるといわれます。
第1段階は定型業務を自動化する、
第2段階はRPAとAIの連携をする。
第3段階は高い知能を持つロボットが全てを自動化する。
つまり最初は手作業だけのロボットが次第に目を付け、脳を付け、耳や口をつけて自動化を広げるだろう。
事務の自動化を考えると、出来ればロボットにまず指が欲しい。指があればパソコンやスマートフォンの入力が素早く出来る。事務作業の入り口の自動化に役立つのではないだろうか。
RPAに適した業務は「購買業務での部材の注文処理」「経理部での請求書の処理」「人事部での社員の個人情報の管理」「交通費の経費処理」「夜間のネットからの受付処理」など。
これまでのシステムの導入にはIT技術の導入となり、IT部門を通して、ITの予算内で実施するので、IT部門の優先度が低いと実施されないケースが多かった。
一方RPAはパソコンやEXELのようなOFFICEを使ったひとには理解しやすい仕組みになっている。
但し上手にRPAを使いこなすにはマニュアルを読み込み、研修を受け、基本的な扱い方を、よく理解する事がポイントとなる。