長年低迷を続けて来た大阪に、光が見えて来たのではないか、①うめきたの開発、②人工島「夢洲」に誘致を目指す万博と統合リゾート(IR)、③実現が見えて来た大阪都構想。④新今宮に星野リゾート。
大阪北の大阪駅北側に広がる再開発地域「うめきた」は2024年を目指して工事が進んでいる。三菱地所が中心に都市公園、オフィスやホテル、商業施設を設け、新産業の創出を目指す。
開発のコンセプトは「希望の杜ーOsaka “Midori”LIFE2070の創造」をかかげる。みどりと融合した生命力溢れる都市空間をつくり、ひらめきや創造につながる多様で寛容な場ずくりを目指すとしている。
エリアは「北街区」「都市公園」「南街区」にわかれ、北街区にはイノベーション施設やホテル、分譲住宅、都市公園には水辺の空間やミュージアム、野外劇場、南街区はイノベーション設備やホテルを配置する計画だ。
再開発に合わせJR西日本は「うめきた地下駅」の23 年春の開業を予定している。これは新路線の「なにわ筋線」だ。なにわ筋線は「うめきた地下駅」とJR難波駅、南海本線の新今宮駅を結ぶ。
jR西日本はなにわ筋線の完成で関西空港やjr新大阪駅へのアクセスの向上や大阪の南北都市軸の強化を図るとしている。
JR西日本は大阪駅西側に新たな改札口の設置し、オフィスや商業エリアを備えた新駅ビルを2021年工事着手し、23年春の開業を目指す。そしてうめきた地下駅やうめきた2期開発計画と連携する。
新駅ビルは地上23階、地下1階で9〜23階まではオフィスゾーンとなる。大阪環状線のホームは西側に広げて延長する。
又日本郵便やJTBと共同で、旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区の再開発で大型複合ビルも建設する予定だ。