大阪の春ー2

2020年は東京五輪の開催を控える特別な年だが、大阪も節目を迎える。大阪万博から50年、花博から30年となる。2026年の万博まで5年を切り、大阪府民の関心も高まりつつある。

2025年の関西万博は大阪市此花区の人工島、夢洲( ゆめしま)を会場に、2800万人の来場を見込む。

テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。20年秋には基本計画を作る予定だ。

何が飛び出すか分からないが、「若返るパビリオン」や「認知症の人が快適に暮らせる社会」や「月の環境のさいげん」など多彩な案が出ている。

運営主体は官民組織「2025年日本国際博覧会協会」で万博に反映するアイデアも募集中。建設費や交通手段など課題も山積だが、未来社会の創出に向け、官民の団結が求められている。

大阪の春ー3
大阪の春ー1