現在世界1位はアメリカ14京、中国9京、日本1京である。京の後継は「富岳」となり、理研と富士通が令和3年を目指して開発中である。
計算は京の100倍に向上するが今回は計算速度より、利用者の使い易さを、目指す。健康長寿やエネルギー、産業競争力の強化、津波の再現やゲリラ豪雨よ研究など、9つの目標を設定。
京の運用では生命科学で心臓の動きのシュミレーション化に東大や阪大が成功し、ゲノム医療やガンの薬の開発の発見に貢献している。
1960年代から開発が、アメリカで始まったが、1970年代にはNECなど日本企業も進出、2010年代には中国がシェアでアメリカを超え、世界最高速度を、米、日本、中国と争いあった。
日本の京は理化学研究所が富士通と共同開発したスーパーコンピュータで文部科学省が平成17年(2005年)に開発方針を決めた。24年に完成し、計算速度の世界ランキングは23年(2011年)6月と11月に首位となった。
今後「富岳」はさらにシュミレーションだけでなくビッグデータやAIにも活用分野を広げ国際競走に追いついていく計画だ。