死後はどうなるのか、死後については①あの世がある。②全ては無になる。③あの世は無いが、自然に帰る。④分からない。の大体四つになる。
この問題は仏教でも分からないとしているだけに正解は無いだろう。しかしどう考えるかにより死に方と関係してくる。
あの世があると考える人は2013年の調査では日本人の40%があると考え、無いと考える33%を上回つている。
「死とは霊魂が肉体から離れてあの世に行く事」と考える。又人生を一度切りと考えず、魂は永遠に生き続けると考えると救いとなり、元気をもらう。
話を少し飛躍してみると、魂が永遠と考えた40%の人の魂は永遠になり、そうでない33%の人の魂はそこで終わるかもしれない。そうゆう不可思議さがあの世にはあるかもしれない。
一般に科学者や医学者はあの世を否定し、死ねば宇宙のチリになると考えている様だ。
一方で2007年にヒットした「千の風になって」のようにお墓におるのではなくて、自然に帰り、風になって吹きわたると考える詩的な人もいる。神道ではこれに近いだろう。
仏教に従って分からないと考える場合はどうするのか、それには「自分に執着することをやめる」ことだそうだ。自分より他人を先に考えていけば、死の恐怖を感じる事は少ない。
つまりどの考えを取るにせよ、各々の考えを深めていけば、死への恐怖は和らぐだろう。