新元号は令和と決定し、平成が残りわずかになってきましたが、平成の時代とは日本にとって失敗の連続だったと言う人が多い、しかし一方で変化の激しい、複雑な時代だったと言う人がいる。
国内は「巨大地震」「オウム事件」「少年Aの殺人」、国際的には「米のトランプ大統領の就任」「中国の台頭」「朝鮮半島の不安定」「ロシアと北方領土」「難民の流入」「英国のEu 離脱問題」が起こった。
また街では「日本への外国観光客の増加と爆買」「東京集中で地方の中心がシャッター街」「SNSが生活に入ってきた」、
会社は「働き方改革」「外国人雇用」「人口減少と老人社会」「AI の広がりとロボット化」、サラリーマンは「給料が上がらない」「AIに使われるか、使うかの岐路に立つ」、京都大学の佐伯名誉教授は言う。
「年功序列が崩れたが定年延長」「定年延長だが給料は半分以下」、家庭では「保育所の減少と育児対策」「見えない子供の教育方針」、
老人社会では「100歳時代と言うが年金が少ない」「元気でも年齢制限で働き口が無い」「男性老人は定年後行き場所が無い」、
「教師は崩壊家庭やはみ出し子供の不満をぶつける親への対応」「金融業界の変動で銀行の崩壊」。
この不安定な時代に若者たちは新しいベンチャーを立ち上げる事もせず、楽して儲ける事を考え、海外に出る事もせず、萎縮している。
これらが平成30年に起こった波である。平成とは過渡期の時期だろうが、先に見える具体的なものがまだ無い。果たして次の時代には希望ある展望が出てくるのか、
世界の情報が一瞬に得られ、医療技術が大きく改善され、DNAの解明などと道具は揃った、今人は新しい道具を使いこなせなくなって、右往左往しているのでは無いだろうか、
技術が日進月歩の今日、眺めるだけでは、振り回されるだろう、今こそ大きく高い目標を見つけ、進むべき時かもしれない。