宇宙旅行ができるとは100年前まではSFの話だった、同じく時間を旅行するタイムトラベルは現在は完全にSF の世界の話である。ところが人類最高の脳を持つと言われるアインシュタイン博士が1905年に時間と空間の理論を引っさげて登場し、世界をひっくり返した。
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1895年にイギリスのH.G.ウエルズが書いた小説「タイムマシン」は時間を自由に旅する話で無数の作家が繰り返しそのテーマを使ってきた。
アイザック、ニュートンが時間について「数学的な時間は、外部のなにものの影響も受けず一様に流れる」と定義した。科学者達はその後200年間もこの考えを受け入れてきた。人がどこにいても等しく流れる事は誰もが疑問の余地が無い。
時間は過去、現在、未来の3つに分けられる。過去は曖昧な記憶、未来は朦朧とした形に対して、現在は実在する一瞬と考えられている。
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これは世間の常識である。にもかかわらず、これが全く違うと言い出した人がいる。アルベルト、アインシュタインである。1905年に時間と空間に関するニュートンの考えを完全に否定して、過去、現在、未来の分け方が無意味である事を主張し、タイムトラベルの道が敷かれた。その後100年経ったが、科学者のほとんどが受け入れている。
つまり時間は早く動くことによって伸ばしたり縮めたり出来るという。1971年に物理学者のハーフエルとキーティングは非常に精密な原子時計を飛行機に積み、世界一周をさせて、地上に置いた同一の時計と比較した。
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時間は飛行機の中のほうが地上の時計より明らかに59ナノ秒(1ナノ秒は10億分の1秒)の遅れで、アインシュタインの理論値とぴったり一致した。
時間が固定化したものでは無いと言う、天才物理学者が言い出した事が100歳寿命の時代を目指す我々の世代に影響を与えるものかどうかまだ分からないが、残り時間を意識しながら生きる我々には、大変興味ある理論である。
タイムトラベル2-100歳ー40
天才脳を追えー100歳時代ー38