認知症-100歳-42

高齢者が骨折などで1ヶ月寝たきりになると、認知症が進むこともあります。
大脳は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に分かれているが、高いレベルの精神的な働きをしている連合野と言う部分がある。

認知症は脳の前方連合野の機能低下からはじまると言う。前方連合野には次のような働きがあります。

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brain
brain

①顔や声から人の気持ちを推測する。
②物事を覚える
目標達成にがんばる。
④人前では感情を抑える
工夫や発明をする。

⑥一つの事に集中する。

 

前方連合野が衰えると「自発的行動の低下」「計画性の低下」「意欲の低下」が起こりはじめる。

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買い物に行った時、買うものを一部忘れた事が起こっても心配はない、買い物に行った事を忘れてしまうと、「記憶障害」で認知症を疑うことになる。また今の時間や居る場所を認識できなくなったら「見当識障害」で認知症を疑わねばならない。

 

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連合野とは何かが集まっているのではなく、種々な情報を連合したり統合する役割を持ち、環境によって作られていき、日本人なら日本語に対応した発達をしていく、脳の最高中枢と言われている。

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ネコは大脳の中で3%,チンパンジー17%を占めておるが、人間30% 近くを占めている。思考、学習、推論、計画、注意、意欲、制御、情操、創造などと深い関わりがある。
認知症2-100歳時代ー43
ピンピンコロリー100歳時代ー41