三菱UFJの新社長となった三毛氏は開発中の新しいデジタル通貨「Coin(コイン)」の年内実用化を明らかにした。
qrコードによるスマホ決済や利用者が独自通貨を発行できる機能をもうける。
三菱UFJのMUMGコインは2017年から試験を進めてきたが、利用者はスマホのアプリを使って自分の銀行口座の預金をコインに交換する。
コインは加盟店で買い物に使える上、利用者がお互いにコインのやりとりも出来る。レストランでの割り勘にコインを使ったり、加盟店から特典ポイントをコインで貰う事もできる。
仮想通貨はレートが変動が課題だつたが、MUMGコインは1コイン=1円に固定して、大手初のブロックチェーン技術を使っているのが特徴だ。
この通貨はブロックチェーンを使うので、プライバシーを保護しつつ、利用者の買い物データも集められる。パスの混雑を避ける為、ラッシュ時間帯以外に乗る人にコインを与え次の利用時に使えるサービスも考えられる。
又特徴はブロックチェーンを使い、オリジナル通貨を発行出来る機能だ。
企業が自社名を使ったコインを使って、独自のポイントサービスを行う事ができる。流通や教育などの分野をコインによってつなぎ合わせる事で、利用出来るデータ量や種類を、拡大出来る。
みずほ銀行では3月にqr決済サービスを導入したが、三菱ufjはコインの使いやすさについて、ただ今磨きあげている最中で、システムの安定性、安全性を強みにしようと考えている。
コインのプラットフォーマとしての機能を強める為MUFGコインから「コイン」と言う名称に変えて、普及を目指す方針だ。
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ホーキングとブラックホール-14
ホーキング氏は空間が無くなる特異点を説明する為、大きなものの理論を説明するアインシュタインの一般相対性理論と小さいものの理論の量子論を合体させる事を考えた。この辺りは私の理解力を超えて難解なところですが、
つまり宇宙の理論は相対性理論で説明できるが、分子や原子の動きは量子論でしか説明できない。初期宇宙で出来た原始ブラックホールから原子をつくる事ができるだろうかと考えた。
ブラックホールは境界面があり、そこへ入ると凡ゆるものが引き込まれて、光さえ引き戻す事は出来ない。それはカヌーでナイアガラの滝から落下するのと似ているとホーキング氏は表現する。
小さなブラックホールではあなたの体は細長く引き伸ばされる、しかし大きなブラックではまるごと引き込まれるだろう。
当初はブラックホールに入れば何も出てこないのが通説だつたが、1975年にブラックホールが粒子を放出している事に気付いた。
量子力学によると空間は粒子と反粒子がペアーになつており、合体して消滅するが、ペアーの一方の粒子だけがブラックホールに落下し、片方が残ると消滅する相手が無くなり、無限の彼方に逃げ出すだろう、それがブラックホールから出てきたようにみえるのだろう。
ミニブラックホールが一つあれば、世界のエネルギーが賄えるほどの出力があるという。
現在ブラックホールから出る熱的放射はホーキング放射と呼ばれている。ブラックホールがまだ現実に発見されていない時期に、ブラックホールの概要を把握出来ていたことは、少々自慢したいとホーキング氏は述べています。
クラウド会計-使いこなし-14
クラウド会計Freeでは「会計連携」や「参考情報」機能で法人税申告書がつくれます。「道しるべ」や「別表Maps」機能を使うと法人税の知識が無くとも簡単な申告書ならつくれます。
現在会計入力をパートスタッフに任せている会計事務所が多いと聞きますが、今後は申告書の作成までパートスタッフが担当できるかもしれません。
なお「会計連携」とはクラウド会計から数値を、自動転記したり、提案用の表を作成する機能を言います。
又「参考情報」とは申告書作成に必要な試算表などの情報を同一画面で参照できる機能。
「道しるべ」とは連携元の項目や計算式を明記して、金額内容を説明しやすくする機能。
「別表Maps」とはある金額を変えると他の別表の金額がどの様に変化するか、試算できる機能です。
法人税だけで無く、クラウド給与から作成した年末調整書類などを電子申告で提出できる為仕事の生産性はあがります。
クラウド会計で、効果が出るのは
①経理業務にかける時間を減らしたい場合ー金融機関(銀行口座、クレジット、電子マネー、通販)の取引明細を自動で取得出来ます。この明細を取り込み、自動で仕訳入力を行い、勘定科目が自動的に提案されます。この提案も学習機能があるため、使うほどに機能化されます。
②請求書発行や入金確認に時間がかかる。請求書とクラウド会計が連動しているので、「クラウド請求書」で自動仕訳が生成され、excel での発行より、相当簡単に出来ます。
請求書に従って入金された場合、やはり自動仕訳が生成されます。その他見積書、領収書、納品書などの書類作成が可能です。
③経費精算ーが面倒と感じる会社は、領収書はスマホで写真を撮って添付するだけで、交通費は経路を入力すれば自動で料金計算できる。経費精算にかかる時間の短縮ができます。
④給与計算の時間短縮ー「クラウド給与」を使うと自動で給与仕訳がされます。そして自動的に給与支払い仕訳が生成されます。
⑤クラウド会計はWindowsだけで無く、Macやタブレット、スマホなどからでも使用できるのもメリットの一つです。
クラウド会計の今後-13
クラウド会計を入れると機械がやってくれる為顧問報酬は引き下がる可能性がありますが、自動で取り込まれた記帳内容のチェック作業は必要です。また記帳業務の自動化で生まれる余力でコンサルを充実さす事で顧問料の増額を提案する機会が増える。
一度システムに慣れてしまえばクラウド会計導入時のコンサルティングやシステムの使用方法、それらを使った財務分析の仕方など、顧客へ提案できるサービスの幅が広がる。今後クラウドを扱う事務所と扱わない事務所の差が出てくると思われる。
これから起業する若い経営者はクラウド会計のメリットとデメリット、経営に活かせるかどうかを大変気にしています。それに対して説明出来ない会計事務所は顧客の信頼を勝ち取ることが難しくなるだろう。
クラウド会計を利用して空いた時間やリアルの情報によって、経営者と同じデータを観ながらスカイプで会議をすることができる。
会計事務所も顧客を訪問せずにできるので、時間と経費の節約となる。スカイプで遠くにいながら顔を見ながら話せる安心感がある。タイムリーに話す習慣が出来ると、顧客との信頼関係が深くなる。
これまでの会計ソフトからクラウド会計への移行はスムーズにコンバートできます。また一度使ってみて、戻したい場合には内容をエキスポートして戻すことが可能です。
クラウド申告freeが提供する機能は下記です。 「債権管理」「給与計算」「仕訳入力」「決算書を作成」「法人税等申告書作成」「事業概況書」「電子申告」です。電子申告では法人税、所得税、源泉所得税、給与支払報告書、償却資産報告書などがあります。
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ホーキングと宇宙の始まり-13
「宇宙にはじまりはあるのか?」は1960年代に盛んに議論された。宗教家は神が作ったとしたが、科学者は宇宙に始まりがあったと直感的に思っていた。
エドウイン、ハツプルはほかの銀河から来る光を分析して、その銀河が近づいているのか、遠ざかっているのかを測定してみた。するとほとんどの銀河が遠ざかっている事がわかった。しかも遠い銀河ほど大きな速度で遠ざかつていた。
つまり宇宙は膨張していると分かった。この発見は20世紀に起こった大きな知的革命の一つだつた。ここから議論が一変した。
百億年前は宇宙がもつと小さかった事になる。更にその前には一点に集まった状態のようにみえる。
アインシュタインの相対性理論によれば、時間は空間とつながっており、4番目の空間である、ホーキング氏の説明によると、空間が縮まって一点になると、時間も無くなる。
従ってそれ以上時間を遡れなくなり、特異点となり、そこが宇宙の始まりとなるらしい。特異点の考え方がブラックホールの境界面の面積の説明に役立ったそうだ。
ホーキングと先端技術-12
ホーキング氏は車椅子の理論物理学者で著名だが、イギリスに生まれ1963年にブラックホールの特異点定理を発表して、世界的に知られるようにたつたが、何よりも興味を集めるのはその風貌であろう。
学生の頃に「筋萎縮性側索硬化症」を発症し、歩けなくなり、晩年は首から下は動かなくなり、遂には声が出なくなり、大学の講義に支障が出た。この時現れた「重度障害者用意思伝達装置」を使って合成音声で講義を続ける事ができた。
顔の動きからコンピュータに映し出された文字一覧から、どの文字を見ているかを解析して、それを音声に出す。
ホーキング氏の画面ではメガネの下にマイク状の物が付いているが、これはマイクではなく、顔の筋肉を解析する赤外線センサーです。
ホーキング氏は必要な文字を認識すると、眉毛をキュッと上げることにより、音声が発せられる。
ホーキングはガリレオが死んだ日のきっかり三百年後に生まれたことが自慢だった。
イギリスのハイスクールに入学したが、中より上の成績をとった事が無かった。しかしクラスでついたあだ名はアインシュタインだ言うから、まわりの人達も特殊な才能を予感したのだろう。
彼を変えたのは病気だった。死ぬ前にやっておきたい事が沢山あると気づいたのだった。
ブラックホールと先端技術-11
最近ブラックホールの撮影に成功したとのニュースが新聞やテレビを賑わしました。我々の日常には関係無いような出来事だが、宇宙を扱った物語には、何よりも深いドラマと発見と不思議な感動があります。
2019年4月10日世界10カ國のが共同記者会見がされ、世界のアンテナを結合した「イベントン、ホライズン、テレスコーブ」によりM87の銀河の中心にある巨大ブラックホールの姿を世界で初めて撮像を映す事に成功した。
イベント、ホライズン、テレスコープとは世界6ケ所8台の電波望遠鏡を組み合わせ一台の巨大な電波望遠鏡を言う。
今回はアメリカ、日本、チリ、中国、台湾等が世界同時に記者会見を開いて、この快挙を発表しました。
銀河とは星が集まった集団を言い、我々地球が属する太陽系は天の川銀河に属する。この銀河は2000〜4000億個の恒星が集まってできており、直径10万光年、厚さ1000 光年で、棒渦巻にゆっくり回転しており、その中心にブラックホールがあると言います。
仏教では三千世界があり、小世界は1つの星に須弥山を中心に、西大州があり、まわりに9山8海がある。中世界は千個の星が集まり、大世界は千個の更に千個の銀河系をあらわす。
三千世界は1人の仏が教化出来る範囲と言う。仏教での最大数は「不可思議」が10の64乗、更に「無量大数」は10の68乗と言う。
一説には銀河系の渦巻が一周する時間がこの世の最も大きい無量大数に当たるとの説があり、今更ながら仏教の発想力の大きさに驚きます。
QRコード-ガイドライン-49
QRコード決済はスマートフォンのアプリで銀行口座に紐付けて決済する。店側の提示するコードを利用者が読み取る仕様と、QRコードを利用者がスマホがめんに表示して、店側が端末で読み取るものと2種類ある。
前者の店側が提示する場合は8月を目処に統一していく。利用者提示型は政府がキャッシュレス決済時のポイント還元制度を導入する10月までの切り替えを目指す。
ガイドラインはLINEや楽天、ソフトバンク、ヤフー傘下の(ペイペイなど)183団体が参加し検討中である。
日本のキャッシュレスは産官学共同の推進協議会が今年夏実施されるWRコード決済の統一規格 「JPQR」の内容を決めたガイドラインを発表した.
これまでQRコードは決済事業者がバラバラに作成していた。規格が統一されれば、契約する決済事業者が増えても同じレジで対応出来るまたコードを読み取れば、決済を識別でき、店側の作業負担を軽減できる。
経済産業省は現金を使わず買い物が出来るキャッシュレス決済サービスを紹介するイベントを開いたが、Ntt ドコモやLINE傘下のLINE ペイ、メルカリ系のメルペイ、ソフトバンクやヤフーのペイペイなどが参加しアピールした。
会場では指紋で決済したり、かざすだけで決済する端末が展示された。
情報銀行-仮想通貨-48
銀行業務は電子マネーやクラウドファンドや仮想通貨で侵食され続けておますが、銀行は今お金の代わりに情報を貯蓄する情報銀行に乗り出した。情報銀行とは「消費者が個人情報を提供する代わりに、お金を受け取る」サービスだ。
三菱UFJ信託は独自に開発したスマホ用の情報管理アプリを使う。このアプリはデータ利用のために情報を欲しい企業がデータの種類、利用目的、報酬等を明示し、個人が提供するかを決めるようになつている。
来年情報銀行をはじめる三菱UFJ信託銀行には情報が欲しい旅行会社や保険会社、家電メーカーなどが盛んに問い合わせている。
大量の個人情報をビッグデータとして利用し、消費行動の予測や個人の需要に応じたサービスができる。保険会社では行動履歴を分析し、毎週末レジャーを楽しむ人には、週末だけの保険を提供することが可能だ。
電通も個人情報の管理、運用を来年4月に開始する予定だ。
情報銀行の効果は
①個人が主体的に自分の情報を管理し、情報提供の対価として、企業からお金や、サービスを受ける事が出来る。
②利用企業は自社独自では入手困難なデータを取得が可能となり消費行動の予測や新商品の開発に生かす。
懸念は①情報銀行や企業が個人情報の適切な管理、運用してくれるか、②会社が潰れて情報流出や悪用がないか。
総務省や経済産業省は消費者が安心して情報銀行を利用できるよう有識者会議などで議論を進め、今年6月に指針をまとめました。
情報セキュリティへの十分な体制や財務や経営要件を決め、民間団体が審査する制度を今秋にもはじめる。
事業が継続できなくなった時の個人情報の適切な扱いを定めていく。基準に違反した場合は認定取り消しなどの処分を行う。
規制が厳し過ぎると事業が普及しなくなり、民間の規制だけではたして消費者保護が出来るか、この兼ね合いが情報銀行の今後に影響するだろう。
働き方改革-ブラック企業-13
4月には新入社員が街に溢れて、黒い背広と白いワイシャツと新鮮な顔が駅に増える。この頃の若者は驚く程背が高くなり、外人と間違える事もある。しかし1年以内の離職者は大学卒で約12%,高卒者で18%と言う。3年以内だと大学卒で31%,高卒で39%である。
作家佐藤優氏によると、毎年4月には転職の相談を受けると言う。1番多いのは「今働いている会社はブラック企業だと思います、早く転職しないと潰されます」と言う相談だそうだ。
その時答えているのは「ブラック企業なのか、教育が厳しいのかは、社会に出たてのあなたにはわからない、但しブラック企業かどうかの見分け方がある。それは知っている会社の先輩を入社5年目、10年目と5年刻みで30年までノートに書き出してみなさい」
そして尊敬出来る人がいるかどうか、よく考えてみる。1人もいない場合はブラック企業と考えて転職する。1人でも尊敬できる先輩がいれば、その人を目標に頑張るように勧める。
現在働き方改革で、残業の規制が叫ばれていますが、私達の世代では特にIT業界では残業は当たり前、時々徹夜もする。中には200時間の残業を提出して、君はいつ眠るのかと言われた社員がいるほどだった。
佐藤氏が懸念するのは入社して3割以上が辞めてしまう現在、企業の新人教育も熱が入らなくなるおそれがある。しかし他国でも専門職や高級職を目標にする者の教育は厳しいと言う。
ただし会社での教育は限界にきていると感じる、今は専門書も出まわり、成人教育機関もあり、インターネット学習も出来る時代になってきた。
個人で進んで学習する時代になって来た。自分で自分の未来を展望し、自律的に教育に投資して、自らを鍛える事が大切ではないか、それが出来る時代が到来していると思う。
21世紀は人がした事を追随するよりも独創性が重視される時代になってきたので自己責任が大切であろうと感じている。
サイバーとビル管理-23
新聞報道によると2013 年米フロリダ州で刑務所が乗っ取られた。扉が一斉に開き暴動が発生、さらに気温がマイナス2度の真冬にビルの暖房が停止した。空港の空調を止めるだけで大混乱を起こす。
社会に対しても大混乱を起こすが、国に対しても、わずか数十人の手で情報操作し、政権を転覆させることが可能となってきた。2017年5月のサイバー攻撃は世界150ケ国におよんだが、これも北朝鮮の関与が疑われている。
それに反し日本のサイバー技術は一周遅れと言われ、各国はサイバー技術の軍隊を組織していると言われているのに、日本は辛うじて、サイバー技術をやっと募集し始めたところだそうだ。
サイバー空間とはサイバネティクス(電脳工学)とスペース(空間)の合成語でインターネットネットワーク上で行われる情報や金銭の窃盗や破壊行動の犯罪行動を言う。
日本には「サイバーセキュリティセンター」はあるがそれは各省庁の調整しか出来ない。インフラ対策は各省庁が縦割りでやっている。
サイバー攻撃は国と国の戦争の一種となっているので、各国は政府主導となっているが、日本は民間主導に役所が激しい主導権争いを起こしていると言う。
サイバーセキュリティ庁を設置して、権限を一元化するべきとの意見があるが、日本ではまだ大惨事が起きた後でしか、出来ないのではないかとの悲観的な意見が多いのは残念である。
令和命名の舞台-3
新元号の令和が決まった内幕が報じられている。それによると新元号発表まで1ヶ月を切った3月上旬、80ほど集まって候補のなかから菅さんと安倍さんが20に絞ったとある。
しかし当時安倍さんの心にストーンと入る候補は無かったそうです。日本を代表する学者や著名人がひねり出した数々の案、例えば、天徳、元寛、久万、安宝、建化、吉祥、文平などを見ると、伝統的だが面白みの無い文字が並んでいる。
首相が心にストーンと落ちてくるものがないと言った点は同感でした。この点学者諸氏より首相のほうの感覚が現代にマッチしていると思いました。押し迫った3月に急遽万葉集や日本書紀の専門家に相談し、令和が出てきたそうです。
ここから感じましたのは、いくら大先生達が考えても、一定の枠から新しいものは出て来ない、むしろ功成し遂げた人に限つて、枠から出られない。期待されない場合の方が良いものか出てくる事例になりました。
今回お札が新しくなり、一万円札は渋沢栄一、五千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎と決まった様です。
これもまた学者先生か役人が考えたようだが、目まぐるしく変わるこの時代に、もちろん3人とも、立派な人ではあるが、旧態で当たり前の選択で、心にストーンと落ちて来ない。
例えば黒澤明、湯川秀樹、双葉山、手塚治虫、司馬遼太郎などが出てくると、お札にも活気が出てくると思う。
キャッシュレス時代、お札が不要と言われている風潮を盛り返すチャンスを失ったことは残念な事です。
ドローン愛好者と人工知能-42
先日ドローンを買ったから見たい人は来て下さいと宣伝しましたら、いろんな人が集まってくれました。会社会長のMさん、会社社長のOさん、弁護士のTさん、大地主のEさん、東京から来てくれたコンピュータの専門家Tさんである。
約一時間ほど Tさんから最新のコンピュータ事情の説明やドローンとの関係の説明がありました。
参加された人は全部ウインドウズを使っていますが、今ウインドウズがウイルスの攻撃と儲け主義の間で、お客の信用を失いつつある事、その為コンピュータ業界は日本製の東芝、NEC,富士通が壊滅的になっていること。
コンピュータがスマートフォンを中心に新しい流れに入っているが、ドローンはその流れの中にある事のレクチャーがありました。現在パソコンを使っている我々に文化的ショックを与える効果がありました。
次にドローンを実際に飛ばす事に進んだ。ドローンは世界のマーケットの51%を占める中国のDJIの製品です。ドローンの電源を入れて、スマホの無線と同調させると準備OKです。
スマホのアプリに従って空中に飛び上がりホバリングする。この時は皆が感動する一瞬だ、幸い広いめの会議室でしたので、前後左右に飛ぶ事が出来ました。
代わってO社長がスマホ操作で飛ばしてみますと、とりあえず上手く飛びましたが、着陸が思うようにいかなかったのが残念でした。もう少し突っ込んでやってみる気持ちが湧いてきました。
5Gの割当-先端技術-10
最近の技術の進歩は早い、昨年話題となった5Gがニュースとして、新聞に乗る様になった。4/11には5G の周波数の割当が決まりつつあります。。
5Gとは言うまでもなくスマートフォンで使う無線通信方式の第5世代のことであります。現在は4Gで電話、メール、インターネット、画像送信、動画送信が可能となっている。
5Gになるといろんな遠隔操作が可能となる。遠隔操作で遠くの患者の手術をする。あるいは建設機械や農耕機械を遠隔操作出来る。さらに過疎地でのパスの遠隔自動運転を可能とします。
米国と韓国は来年限られた地域で5Gのサービスを開始する。日本は1年遅れるが、当初から幅広いエリアを目指している。特に過疎地や田舎町で効果が期待できるので都市と地方にサービスを普か及させる戦略をとる。
周波数の割当では10枠の内、3.6〜3.7ギガヘルツと3.7〜3.8ギガヘルツの2つの枠を使う。この枠は中国を除く、欧州2社がこの帯域に対応した機器を製造しているので、それを活用してコストを押さえようとしています。
総務省はドコモ、AU,ソフトバンク、楽天の四社から、広範囲にサービスを実施している2社、 を選び、ドコモとAUに帯域を与えました。
2020年までに5Gが展開されるが、基地局を設置するには投資と時間が必要になる。そこでKDDI とソフトバンク、楽天の3社は5G用アンテナ設備を共用したテストを開始しました。
5Gは4Gに比べてより多くの基地局が必要となるので、この投資負担をいかに軽くするかが課題となっている。
見えない世界と五感-1
私たちは情報の8から9割を視覚から得ていると言う。情報の社会と言われる現代はどこへ行っても情報に溢れている、それは殆どが目から入ってくる。
しかしこの情報は全てが写真の様に頭に入ってくるものではないそうだ。24時間365日全ての情報が脳に蓄積されては狂ってしまうだろう。
目に入った情報は巧妙に選択され、加工されて記憶される。この時基本になるのは、その情報が自分にどんな意味があるかが大切となる。
人や動物は常に必要な物を本能的に求めながら行動している。
モンシロチョウがキャベツ畑を飛んでいます。このモンシロチョウにとって時間帯によってキャベツ畑の見え方が違ってくると言います。
午前中は交尾の時間帯です。オスは相手を求めて飛び回ります。あたりに葉や花があっても目もくれません。ところが午後になると空腹になり、今度は花の蜜を求める様になります。急に花が見え始めるのです。しかも開いた花だけが意味のあるものとして見えると言う。
人間でも青春時代は若い女性ばかりが目にはいるが、腹が減ってくると食堂や喫茶店ばかりが目に入る。本屋に入ると興味ある本しか目に入らない。
言葉でも話相手の声は分かるが、他人の声は雑音として耳に入らない。目は全てを見ている様で、見ていない、興味あるものだけしか目に入っていない。こう述べるのは「目の見えない人は世界をどう見ているか」の伊藤亜沙氏だ、
人はその人が興味あることしか目に入らない、だから同じ景色を見ていても、各々違ったものを見ているし、全く興味がないなら、見ていても見ていない事になる。その人にとって意味あるものしか見ていない。
令和に先立ち-平成とは-2
新元号は令和と決定し、平成が残りわずかになってきましたが、平成の時代とは日本にとって失敗の連続だったと言う人が多い、しかし一方で変化の激しい、複雑な時代だったと言う人がいる。
国内は「巨大地震」「オウム事件」「少年Aの殺人」、国際的には「米のトランプ大統領の就任」「中国の台頭」「朝鮮半島の不安定」「ロシアと北方領土」「難民の流入」「英国のEu 離脱問題」が起こった。
また街では「日本への外国観光客の増加と爆買」「東京集中で地方の中心がシャッター街」「SNSが生活に入ってきた」、
会社は「働き方改革」「外国人雇用」「人口減少と老人社会」「AI の広がりとロボット化」、サラリーマンは「給料が上がらない」「AIに使われるか、使うかの岐路に立つ」、京都大学の佐伯名誉教授は言う。
「年功序列が崩れたが定年延長」「定年延長だが給料は半分以下」、家庭では「保育所の減少と育児対策」「見えない子供の教育方針」、
老人社会では「100歳時代と言うが年金が少ない」「元気でも年齢制限で働き口が無い」「男性老人は定年後行き場所が無い」、
「教師は崩壊家庭やはみ出し子供の不満をぶつける親への対応」「金融業界の変動で銀行の崩壊」。
この不安定な時代に若者たちは新しいベンチャーを立ち上げる事もせず、楽して儲ける事を考え、海外に出る事もせず、萎縮している。
これらが平成30年に起こった波である。平成とは過渡期の時期だろうが、先に見える具体的なものがまだ無い。果たして次の時代には希望ある展望が出てくるのか、
世界の情報が一瞬に得られ、医療技術が大きく改善され、DNAの解明などと道具は揃った、今人は新しい道具を使いこなせなくなって、右往左往しているのでは無いだろうか、
技術が日進月歩の今日、眺めるだけでは、振り回されるだろう、今こそ大きく高い目標を見つけ、進むべき時かもしれない。
楽天の携帯参入-先端技術-9
現在携帯電話はドコモ、AU,ソフトバンクの三社が支配しているが、楽天が参入しようとしている。
現在は音声やデータ通信の処理をする専用機器を基地局や中継局に設置して通信網を作っている。つまり通信機器メーカーが専用に開発したソフトウェアとハードウェアを一体とした機器を使っているので、コストも高くついている。
楽天は技術の進歩が早すぎるので、後から参入した方が技術的に優位だと言う。これは中国が金融が後発ながら最新技術でかえるとひを果たし、キャッシュレスで世界に先行した事実に似ている。
楽天はソフトウエアーとハードウェアを分離して、ソフトウエアー部分はクラウド上で動かす構造だ。
ハードウェアに汎用機器を使っても、通信機能部分は全てクラウド上で作成できる。これは「仮想化」と呼ばれる技術でIT分野では従来から使われており、これを通信分野に応用すると、通信のコスト改革になるとかんがえる。
楽天が仮想化を取り入れることが、競争に勝つ料金プランを実現する事が出来る。さらに通信網は第五世代(5G)への対応も先取りする。その対応は基地を新設するのではなく、アンテナ部分を5G対応に替え、ソフトウエアーをアップデートするだけで出来ると言う。
最初は通信事業への参入は壁が高いとの評価が多かったが、技術的な中身が分かるにつれ、一緒にやりたい声が増えている。
この優れた技術に欠点はないのか、ダウンした時や通信エリヤの確保など未だ課題はあるが、世界初のクラウド化と5G化を果たされば主流に踊り出す可能性がある。
新元号の発表-1
3月31 日の今日、平成からの改元があと1ヶ月に迫り、明日4月1日午前11時半に新しい元号が発表されるが、この状況は、現役時代に遭遇した2000年問題を思い出します。
コンピュータの処理で日付を使う事が多い、例えば売上データでは販売日付や処理日付を使うが当時コンピュータのメモリが高価でしたので、余分な要素を削って最小のデータで最大の効果を狙ったものが効率の良いシステムとされた。
当時日付は年、月、日を2桁ずつ使っていた。1985年3月10日の場合、850310と表した。ただし当時は西暦より和暦を使う会社が多かったが、我々も和暦でしたので、昭和60年3月10日は600110と表示していました。
この時点で昭和天皇は高齢の85歳で何時ご崩御されるかと言う時期でしたので、我が社では早々と2000年には西暦に切り替える方針を決めていましたが、やはり天皇ご崩御が先に来ました、昭和64年1月7日に逝去され、翌日の1月8 日朝に昭和から平成にかわりました。
年末頃から準備を始めて、当時稼働していた全業務を西暦に変更しました。この時日付はねん4桁、月2桁、日2桁とし、全体を6桁から8桁に変更しました。
2000年問題では当時コンビニは24時間稼働していましたので、7日の夜12時で一旦業務停止して、待機していたシステム要員を総動員して、全国全てのカウンターの機械のソフトを1時間ほどで入れ替えて業務を再開したとの話を聞いた記憶があります。その時は大量のシステム要員を高額で雇ったため、コンピュータ業界では話題になりました。
今は日本では和暦が減ったとは言え、企業が扱う書類には和暦を使うものも多い。鉄道業務では改元時システムの変更が間に合わず、職員が切符にハンコを押したとい苦い経験や外人客が増えて来た状況から前回に和暦から西暦に変えたそうだ。
ただし銀行業務は通帳は和暦が続いているので、稼働時期を遅らせざるを得ない状況にある。特に4月末から5月の連休にかけて、データ量が増加するため、新しい基幹システムの稼働を5月から7月に延期する事を決めた。
一般企業で自社は西暦であっても得意先が和暦の場合、提出する資料を和暦に翻訳する必要もあり、今は明治はM,大正はT,昭和はS,平成はHの記号を使っていますが、今後何の記号になるかも関心が寄せられています。
サイバー空間と無法地帯-22
個人的には今後人の生活にはサイバー空間に接触する機会が増えてくる。1日の出勤から帰宅までの間でも、個人情報の流出危険がある。
①あさの出勤時:ICカードで改札を通過、電車内でオンラインゲームをする。この作業から自動的に位置情報が分かるリスク、
②会社昼休みーWI-FIでネットバンキングをするー銀行口座番号やパスワード盗難の危険、
③コンビニでICカード決済ー購入履歴や消費行動を知られるリスク、
④夕食時ー飲食店でカードで支払うークレジットカード情報流出の危険、⑤帰路ースマートフォンから、自宅の家電へ指示するー位置情報や帰宅時間の流出危険。
サイバー攻撃の怖さは国家間にも影響を与える点にある。ハッカー集団が他国に侵入し、ツイッターなどで誤った情報を定期的に流す。国民は知らない間に洗脳される。この方法で国家を左右する選挙に介入し、国家の内部崩壊をさせる。
台湾では最近の選挙で、過去の軍事演習等の映像を使って、あたかも現在脅威がある様に洗脳して、選挙結果に影響を与えたと言われている。
このきっかけは2016年にロシアが米大統領選挙に工作したといわれたのが、発端となっている。ロシアは英国のEU離脱の国民投票で情報操作があったという。
中国及び北朝鮮はロシアに習い、情報操作技術を急速に向上させているようだ。韓国の朴政権にもフェイク情報を流し、能力不足やフェイクニュースを書込み朴氏の退陣を求め、230万人が参加するデモが起きるまで継続された。
ロボット-アトム君-41
③アトム(ATOM)はNttと富士ソフトが作成したコミュニケーションロボットで外形は鉄腕アトムそっくりに作っている。顔を覚える、注目の世間話しをする。励ましや慰めをする、一緒にラジオ体操をする。歌とダンスをする、絵本やレシペを増やしていけるなどの機能を備えている。
毎日を楽しくするコンテンツは1)いろんなクイズが楽しめる。プロ野球クイズ、相撲クイズ、県名当てクイズ、2)レシピを教えてくれる。3)年齢当てー顔を見て年齢当てをする。4)登録した居住地情報と指定したジャンルから特売情報を教えてくれる。
子供が喜ぶコンテンツー1)絵本の読み聞かせをしてくれる。2)朝日小学生新聞のコンテンツを読む、3)ロボット手品を披露してくれる。
お年寄り向けコンテンツー1)百人一首を読み上げてくれる。2)きみまろ格言を話してくれる。3)一緒にラジオ体操をしてくれる。4)落語をしてくれる。5)20せいき、21世紀の記録を教えてくれる。
身長44センチ、横幅14センチ、前後幅11センチ、カメラ92万画素、まいく、スピーカー、内臓バッテリー、心臓はラズベリーパイ3を搭載。
アトムファンには①アトムの漫画を10話はいつでも読める。②鉄腕アトムのアニメ6話が見られる。
③アトムマーチ、アトムラップなどアトムの歌や踊り、④手塚キャラを教えてくれる。⑤鉄腕アトムの力ーこんにちは、ありがとう、美味しいの言葉を60ケ国で挨拶できる。
顔のカメラや口のマイクから周辺環境をリアルタイムで認識し、顔認識で個人を特定し、相手の情報を内部データよりビックアップ、画像認識や音声認識が複合的に作用して、自分との関係を判断する、
さらに会話からキーワードを拾い「つながる会話」を実現します。高度な認知能力を形成する。
これがATOMのコミュニケーション能力を支える人工知能です。本社にあるクラウドコンピュターとアトムとを無線でつないだ、人工知能に支えられた賢く多彩なロボットです。
価格¥212900,身長44センチ、体重1.4 キロですが、注目すべきは心臓となるコンピュータに子供教育用コンピュータで話題のラズベリーを使っている事です。