病気の元を辿れば、ストレスと低体温になると言う。 新潟大学名誉の安保徹氏によれば、病気にならない体を作るには
①食事にあり。体の基本は腸にある。腸は免疫力の重要なリンパ球を作る場所です。口、食道、胃、腸、肛門まで一本の筒状になっている消化管を自然食品を食べて、刺激する事により、リンパ球を増やします。
例えば玄米、海藻、野菜、納豆や味噌の発酵食品、酢のもの、わさび、辛子、生姜など苦み、辛みの食品、にら、ネギなど体を温める食品がお勧めです。
つまり日本人に適した食生活が体への負担を軽くし、病気にかかりにくくなります。
②体温は36.4度が理想的です。36度以上あれば健康を保てます。
しかし年をとると体温は低くなっていきます。ストレスを抱えている人は低体温が多いのです。
低体温になると代謝能力が落ちて病気になりやすくなります。血管が閉じやすく顆粒球(かりゅうきゆう)が増えすぎて交感神経を緊張させるので、低体温から脱却する事。
③ストレスを無くすこと。殆どの病気の原因はストレスにあるとも言えます。
但しストレスには良いストレスと悪いストレスがあります。悩み、働きすぎ、くすりの飲み過ぎなどです。適当なストレスは自然治癒力を増します。
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コロナ新型コロナウイルスと免疫力ー4
ウイルスはどんな行動をするのか、一般には細胞の表面に吸着し、細胞内に侵入する。そして自らのDNA を壊し、細胞内部に放出する。
すると細胞内部にあるリポソームの働きでウイルスのタンパ質がつくられる。そしてそれらが集まってウイルス粒子として、細胞から放出され、増殖する。
つまり自分では増殖出来ず、細胞に寄生して、初めて増殖できる。
ウイルスに感染しても、発病する人としない人がありますが、その差は免疫力があるかどうかで決まると言います。
免疫とは白血球数と、白血球中のリンパ球(35%)と、顆粒球(かりゅうきゆう)(60%)の比率で決まる。そしてさらに重要なのはそれをコントロールする自立神経です。
白血球数はその人の日常のエネルギー量と正比例する。自立神経とは体を構成する60兆個の神経をコントロールする神経のことだ。つまり呼吸、心拍、血圧、体温などを保って生命維持をする神経の事。
自立神経には活動を促進する交感神経と休む時や食事の時働く副交感神経があり、交感神経が優位の時は顆粒球が活発化し、副交感神経が優位の時はリンパ球の働きが活発になります。
つまり交感神経と副交感神経とがバランスよく60兆の細胞をコントロールし、その結果無意識下にある呼吸や心拍を適切に動かし生命維持を図っている。このバランスを乱さない事が免疫力を維持するには最も大切である。
AI時代の士業と具体的失業ー66(5)
機械が人間の仕事を奪うと言うが、具体的にはどんなプロセスになるのか。
技術の進歩により、業務の生産性は上がるが、仕事量が同じなら、必要な人間の数は減る。仕事が増えない場合は確実に雇用は減っていきます。
自動改札や製造ロボットが出現すると人手が不要となり、雇用が減っていきます。これは技術的失業と言い、1810年代の産業革命時のイギリスで機械を破壊するラッダイト運動が起きた。
一方で技術の進歩は新たな労働を生み出し、他の仕事にシフトする労働移動により、雇用が調整されました。
ただこれからの技術の進歩は圧倒的な速さで進む可能性があります。
日本は少子高齢化による人口減少は進みますが、進歩の速度はそれ以上の驚異的な速さで進む可能性があります。
自身の仕事に技術的失業の兆候が見られたら、素早く労働移動する体制をとっておく事が生き残るためには不可欠だと言えます。
技術的失業を直接的失業と間接的失業に分けてみると、直接的とは自動改札や製造ロボットの様に新しい技術の登場により、人間が不要になるものです。
間接的失業とは技術革新により業務の低価格化が進む事で利益が出なくなる事です。この間接的失業はじわりじわりと進むものです。
AI時代の士業と人工知能ー66(4)
人工知能は、artificial intelligenceの略してAIと言う。AIは人間の知識を機械によって実現したものです。
例として、コンピュータ処理を中心にチェス、将棋のゲームや問題、推論、文字パターン等の認識、言語の理解、診断の分析、経験からの学習がある。
ここまでは専門分野での応用だつたが、近年さらに人間の声を聞き取って回答する音声認識や質問応答、自動運転など業務に活用され、さらに知的作業を代行すると分野にも適応される例がでてきました。
2014年英オックスフォード大学のオズボーン准教授は今後10年から20年の間に総雇用者の47%の仕事が自動化されるだろうと予測した。
2018年の世界フォーラムの研究では職場の業務の機械化、自動化率は2025年までに現在の29から50%以上になると予想する。
世界の労働者にはかり知れない影響をもたらす。多くの業務は自動化されるだろうが、中でも士業の仕事は自動化される可能性が高い仕事といわれます。
現段階ではAIの定義は必ずしも定まっていませんが、大量のデータから規則性やルールを学習し、与えられた課題に対して類推して回答するものと理解されITやAI技術は今後益々進歩していきます。
新型コロナウイルスー3
人間にとって最大の脅威とはなんだろう。それは「ウイルス」だそうだ。にわかには信じられませんでしたが、今度新型コロナウイルスが中国からあれよあれよと言う間に世界に広まった。
ウイルスは様々な生物に感染する。哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫、その他植物など。全部で3万種が見出されている。人は一生の内200種程のウイルスにかかっているが、気づかずにいると言う。
過去の歴史では天然痘のウイルスが人類を悩ました。天然痘は1796年、ジェンナーによる種痘の開発し完全に根絶した、はずだった。
20世期はウイルス根絶を目指したがその後1980年にはエイズ,エボラ、ヘルペスウイルスが出現し、根絶は幻想であることが明らかになる。今は共生せざるを得ないと認識し、準備体制を整えておくことが必要と考えられている。
今回のコロナも一説にはコウモリのウイルスが人間に感染したとの説があるが、分かっていない。
ウイルスの激しく、巧みな感染力は、高度に栄える文明社会をあざ笑う様に、弱点を突いてくる。
日常生活、社会生活、会社生活、旅行、スポーツ、教育活動、経済活動と全ての行動ができなくなった。それも短期間の間に、世界中に広がった。
今私は「ウイルスこそ人類にとって最大の脅威」と言う言葉に納得している。
新型コロナウイルスー2
ウイルスと言うものは物体と生物のあいの子と言われています。生物は細胞があって、その中にDNAの遺伝子やその他のミトコンドリアやリポゾームなどがあって細胞が成り立ち、生物が出来上がっている。
一方ウイルスはDNAの部品の一部の様なもので、遺伝情報の一部から成り立っており、自分だけで生き続ける事は出来なく、生物に寄生して、仲間を増やして増殖するので無生物と生物の中間とされる。
ウイルスは遺伝子とタンパク質の複合体であり、細胞を宿主として、自己増殖する。
ウイルスは小さい、直径十数ナノメートル、1ミリの十万分の1と言われても分からない。
ある例では人間の大きさが地球程だとすると、細胞の大きさは富士山ぐらいで、ウイルスの大きさはピンポン球ぐらいと言う。
人間は地球に生きている。地球を唯一の宿主として、増殖しているのは象徴的である。地球の身になると、人間は正にウイルスの様に見えてくる。
ウイルスは人間から見るとあまりにも小さい為、発見出来ない、薬も効かない状況である。
これまで作成された薬は細胞を対象とした物なので、富士山ほどの大きさの薬を多量に投入しても、健康な細胞を破壊するばかりで、ピンポン球に命中することは極めて難しいらしい。
新型コロナウイルスー1
2019年12月に中国河北省武漢市で発生した新型コロナウイルスが世界中に広まり、2020年3月15日現在収まる気配がありません。
日本では1484人(国内773、クルーズ船697、チャーター便14)、退院525人、死亡ー国内22人、クルーズ7人となった。
世界の感染は中国ー80824人(死亡3189)、イタリアー17660(1200)、イラン11374(514)、韓国8080(72)、スペイン4231(121)、フランス3661(79)、ドイツ3063(5)、アメリカ2034(43)、スイス1122(6)、オランダ804(10)、デンマーク804(0)ほか。
コロナウイルスのSarsやMerswは2003年、2012年に流行し死者をだしたが、この時日本で感染例はありませんでした。その為余計に噂や憶測が飛び交っています。
ウイルスの起源は1876年(明治9年)生まれの野口英世が追い求めた黄熱病の病原菌で、その正体を光学顕微鏡でさがしたが、生涯見つける事ができなかつた。
光学顕微鏡は光とレンズによって物の像を拡大して見ます。細胞などは見えますが、それより小さい分子レベルは見えない。
1933年に電子顕微鏡が発明された。電子顕微鏡とは光のかわりに電子線を、レンズの代わりに磁場を使って物の像を拡大する顕微鏡で、細胞よりずっと小さいものをみることが出来ます。
この病原菌はそれ程小さかった。電子顕微鏡が発明されてはじめて発見された。
AI時代の士業とITー66(3)
人類の歴史は道具を作る事によって発達してきましたが、その最先端にコンピュータの発達があります。そしてITには「ゴードン、ムーア氏の法則」があります。
ITはinternet technologyの略で、コンピュータ、インターネット、携帯電話等を使った情報技術の事で、国際的にはICT (information and communication technologyー情報通信技術)も同じ意味でつかわれている。
集積回路を生産して来たインテル社の創業者、ゴードン、ムーア氏はコンピュータの頭に当たる集積回路について、集積密度は18ケ月で2倍になると言う「ゴードンの法則」を1965年に発表しました。
これは18ケ月毎に2倍、4倍、8倍と指数関数的な発展を指している。コンピュータは実際にこの法則通り発展を遂げ、価格も飛躍的に下がりました。
この驚異的な発達は以下の経過を見れば分かると思う。1065年を1とすると、3年後は4倍、6年後は16倍、9年後は64倍、12年後は256倍、15年後は256倍、18年後は4136倍となった。
ムーアの法則は科学的な法則ではないが、経験則であり、過去50年間続いたのは誠に稀有な法則である。
またこの法則が信頼されたゆえに、関連業界はそれに合わせて様々な機能を進化させた結果、今日の驚くべきコンピュータの進歩をを実現したとも言えるだろう。
インターネットのホームページの数は2000年には1700万サイト、2017年には17億サイトで17年間で103倍に、2005年頃256MBの容量のものが15年程で1000倍の容量となっています。
AI時代の士業の環境ー66(2)
変化するビジネスの世界は生物界と同じく環境に適した者が生き残る「適者生存」の世界です。
時代の流れを読んで、人より先に動いてビジネスモデルを確立して、一気に横展開してシェアを押さえる、成功者はこの様な動きをします。
では日本はどの様な時代の流れに晒されているのか、日本のビジネスを左右する3大潮流がある、①少子高齢化、②グローバル化、③機械化です。
これは少子高齢化が進めば、労働人口が減り、人手不足解消の為外国人の招聘や業務の機械化が求められます。
少子高齢化に伴い、相続税申告、相続税対策、事業継承対策、相続関連の訴訟や交渉、成年後見、遺言状の作成、遺品整理などで業務が拡大しつつある。
グローバル化では外国人労働者の受け入れが進み、通信手段や翻訳ツールも進歩しているので、士業にはビジネスチャンスがあります。
しかし外国語の素養や関連法案の知識、実務経験などが求められるので、決して簡単ではありません。
機械化は士業にとって脅威になる可能性があります。
AI時代の士業の戦略ー66(1)
士業とは明治時代の近代創世記に国を支える高度な専門性を持つ職業を、江戸時代の武士に例えて士業と呼び国家資格や民間資格を与えた。
士業は司法、会計、不動産、建築、土木、医療、福祉などに及び、具体的には弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、弁護士、中小企業診断士などがある。
20世紀期後半から21世紀にかけて、これまで安定して売上がされた商品が今後も続くと言う時代は終わり、3年先、5年先が読めないほど市場が激しく変わる時代に突入しています。
この様な時代に資格によって一定の需要が確保されてきた士業の業界にも時代の波が押し寄せています。特に影響を与えるのはITやAIの新しい技術の進歩です。
「機械に士業の仕事を奪われる」と言う声も聞かれ、士業は過渡期を迎えようとしています。しかし士業の仕事が無くなる訳ではなく、人間にしか出来ない士業の仕事はまだまだあります。
経営者は新規事業の立ち上げや業績の拡大と言った「攻め」の部分は得意でも、法律、会計、財務、労務と言った「守り」の部分は士業の専門分野である為、経営者の弱点を補う経営参謀としての役割があります。
人生50歳X2,頑張り過ぎー61
心の負担を軽くするには仕事のし過ぎ、無理は良くありません。余裕時間が必要です。残業してがむしゃらに働いて良い結果を出せるとは限りません。
私の場合は常にスマートフォンのスケジュールアプリに記入して、詰まると時間をずらしたり、変更してもらったりして、余裕時間をなるべく確保できるように気をつけています。
仕事中は交感神経が興奮している。朝から晩まで続けると、心身のバランスが、崩れ、自律神経失調症になる。
それがひどくなるとうつ病になったり、過労死することがある。「ギリギリのスケジュースで働くのが1番良くない」と言う。
怖いのは業務時間内でこなせない仕事を持ち帰ってやる「サービス残業」が増える事です。
今日するべき仕事だけを書き出し、終わったらチェックを入れる事を実行しています。
書いておくと覚えておかなくて良いので脳の負担を軽くし、他のことを考える余裕ができます。そして仕事をこなした事を可視化する事がポイントです。
無駄な仕事に時間を取られない様に気をつける事も大切です。仕事の中には不要な仕事、他の人に任せても良い仕事と、後回しにしてもいい仕事もあります。
「愚か者は簡単な仕事を、複雑にする、普通の人は普通の仕事を普通にする、一流の人は難しい仕事を、シンプルにこなす」と言う言葉があります。
人生50年X2,心の荷物ー60
50歳以上の人では、新鮮さに欠けた感じのする人と、逆に50代になって生き生き元気な人に別れる様に感じます。
ときめきを全く失って、何事にも心を動かさない人がいます。それでは人生の2周目を楽しむ事は難しいでしょう。心も表情も身体も硬直してしまうのでしょうか、
心に心配事を詰め込み過ぎていると、人生が重くなってしまいます。 沢山の荷物の内、本当に必要な物だけを選び、その他のものは捨てます。捨てるものの中にはトラウマやこだわりや執着からくるガラクタの様な荷物が沢山あります。
タンスの中が使わない服や下着で一杯になる様に、今では不要なものになってしまった荷物がそのまま残っています。
心の荷台には10代からのストレスが全部残っている。悩みや心配事、家の事、家族のこと、仕事のこと、あらゆる心配事で荷台が一杯になっています。
よく10代や20代の頃の両親や兄弟との葛藤やかだいを、50代になっても持ち続けている人がいます。
親との関係がうまくいかなかったとか、父親が厳しくて嫌いだとか、母親がうるさくて嫌だったとか、誰でも多かれ少なかれ親との葛藤をいまだに処理出来ずに抱えている。
20代、30代ならそれを引きずっているのはわかるとしても、50代を過ぎても持ち続けるのは、滑稽でもあります。人生に負の記憶を後生大事に持ち続ける必要はありません。それではどんどん重くなり動けなくなります。
忘れたい過去、捨てるべき体験は「忘れよう」、「捨ててしまおう」と心の中で決心する。はっきりと心の中でバッテン印をつけることが大切と考えられます。
忘れた事も時々思い出す場合があるが、その時は強い意志で「それ以上考えない」と決意をするのも大切です。
心の中に蜘蛛の糸の様にぶら下がつた記憶が蘇ることがあれば、ハサミでチヨキンと切ると嫌な記憶はまた逆さまに谷底に落ちて消えていくと言うイメージを繰り返すと「心の断捨離」ができます。
人生50年X2、頑張りすぎー61
人生50年X2,男性の場合ー59
人生50年X2,男性の場合ー59
日本の武道は長く続ける事に重きを置いています。若い時スポーツをしていて今も続けている人はうつ状態になりにくいと言います。
スポーツは身体を動かす事もありますが、勝負の世界で気持ちをピンと張る事が、緊張感によつて心の雑草が取り除かれると言われます。
又筋肉をアップする事により男性ホルモンのテストステロンが分泌されます。そして勝負に勝つ事によりアドレナリンなどの脳内ホルモンが分泌されます。
スポーツによつて脳に刺激を加えることで、機能低下を防ぎます。但しスポーツは年齢が高くなるとハードルがたかくなり、若い人と一緒に試合するのは難しい。同じチーム内では隅に追いやられてしまう。
その点日本の武道は高齢になっても続けることができる。柔道でも剣道でも年寄りだからと言って軽んじられる事はありません。段位がうえの人はある程度年齢も上の人です。
認定システムがある。剣道では初段は13歳以上、2段は初段受有後1年以上修行を続けていること、3段は2段を受けた後3年以上修行すること。6段から7段は6年以上、7段から8段は10年の修行がいり、初段からでは最低で31年もかかる。
武道は競技の実力だけで段位が上がるわけではありません。長く続けた人、年齢を重ね、精神的にも円熟した人を尊敬し、評価すると言う基本姿勢が武道にはあるのです。
武道を若い頃から続けている人は心の庭におおきな桜の木が立っているようなもので、自然と雑草が生えてこない精神環境を備えていることになる。
人生50年X2,男性の運命ー58
定年後は毎日が日曜日の生活に、目的を見つけられなく、3ヶ月程経つと、体調不良に襲われる男性が多いと聞きます。
50歳までの人生にあまりに真剣に、全人生の熱意を全て注ぎ込んだ結果、精神的にも肉体的にも燃え尽きてしまった人も多いそうだ。
人間を考えると、子供を育て上げ、遺伝子を引き継ぐ役割が終わり、これまではここで人生を終えていました。
体力、生殖能力などから、50歳あたりが、生物としての寿命だといわれている。生物年齢と人生年齢が一致していましたが、人間は生活環境や医療の工夫を重ねた結果いまやもう一周残っている。
50歳までの人生は会社や家族の為、つまり社会が作ったルールに従って生きる事、つまり他者の為に生きてきた人生だが、2周目からは本当の自分を取り戻す時間だと、斎藤孝氏は言っている。
人生を一周する事による経験を生かして、新しい人生に足を踏み入れるのは、上手くいけば楽しく、刺激的であるはずである。人生を更に広く深く再発見する事が出来る。
人は家庭を持ち、家庭を大切にしながら、生きていますが、心の中にも庭を持っている。人は知らず知らず心の中にも庭を持つと言う。
2周目に入って、何もせずに過ごしてしまうと、希望も感動もなくなり、心の庭に雑草が生え、それが初期のうつを引き起こす。うつの雑草は早く刈り取らないと、すぐ広まります。
人生は回る独楽と同じで何かに熱中して回っていないと、倒れてしまいます。新しい事、楽しい事、熱中している事があればうつの雑草は生えません。
人生50年X2、男性の運命ー58
人生50X2-男性の壁ー57
AI-2回目の小学校先生ー65
今月M小学校で2回目の小学校先生を行った。前回の続きで5年生2クラス各2時間の授業をしました。今回は実技中心で、まず前回好評だった音に関する実技をしました。
前回はドレミファなどの音のだしかたや犬の声、鐘の音などの使い方をやりましたが、今回は歌を演奏する事をしまして。咲いた咲いたチユウリツプの花が、、、、を作ってもらいました。
次いで算数に移り、三角形、四角形、六角形などの描き方をやりました。描き方も①三角形なら3回クリックする、②三角形を一回のクリックでする、③三角形をクリックする回数を設定してする、
多角形は三角形、四角形、五角形、六角形、八角形、十角形、三十角形、五十角形をつくりました。円を書きたいとの要望がでましたので最後に円をかきまた。音楽とは違った知的な盛り上がりをしました。
最後にゲームの感覚を味わう為パックマンのゲームを少しやってもらいました。パックマンは画像を加工してパックマンの顔作りから始めて、それが動き回って、リンゴを食べるゲームまで作ったが、時間の都合で半数程度が完成したようです。
最後に参考として、このゲームを高度化して、リンゴを食べたら美味しいと叫んだり、顔色を変えてみたりの実例を見てもらった。
これで3クラス、3時間ずつで4時間の授業がなんとか完了しました。全てボランティアではありますが、初めて小学校の先生役を果たし、わざわざ握手をしに来る生徒もあって、少しは役に立ったのかと安堵しました。
ファーウエイー3
デュイスブルクは中国企業を集めて拠点「中国貿易センター、ヨーロッパ」を建設中である。鐵工所の閉鎖が続き、人口流出が止まらない。この経済状況を一気に変える可能性を中国のハイテク企業に、感じられる。中国人が投資してくれれば市の税金も改善されると考える。
しかし期待と裏腹にトランプ大統領がNatoの会議で、ファーウエイの5G を排除するように迫った。
5Gは軍事面も大きく変えるとされる。ドローンやロボット兵器が、戦場の情報を瞬時に共有し、攻撃出来るようになるからだ。
アメリカが特に警戒するのは情報セキュリティだ。通信機器のセキュリティを調査して、政府に助言してきた会社が、昨年ファーウエイの通信機器500種類を調査し、ある問題を発見した。
ネットウエアに必要な機器のソフトウエアに問題が見つかった。外部からの侵入を可能とするアカウントが存在していたと言う。
ここにあったのはファーウエイと言うアカウントで、それのパスワードも設定されている。
意図的に組み込まれたかどうかは分からないが、パスワードを知っているものなら、機器にアクセスして、エラーや不具合を生じさせる事が出来る。
これはバックドアーと言われる裏口侵入が出来る弱点である。ソフトウエアを作る時、開発時に弱点を意図的に設けると情報の抜き取りや、遠隔操作を行うためのバックドアーになる可能性がある。
今回一つのソフトに対して100を超える弱点が見つかった。他社の製品に比べ安全性の面でリスクが高いと言わざるを得ないと言う。
珍問•疑問ー3
高齢になると誰もが悩み始める記憶力の低下。子供の頃はスポンジが水を吸い込む様になんでも記憶できたのにと嘆く人も多いだろう。
しかし記憶力について一つ不思議なことがある。子供の頃は記憶力バツグンなのに、なぜ生まれてから数年間の記憶が無いのだろうか?
人間の記憶は、まず脳の大脳辺縁系にある海馬にファイルされ、整理整頓されたのち、大脳皮質の連合野に長期保存される。
つまり新しい記憶は海馬にファイルされ、古い記憶は連合野にファイルされ蓄積していく。
長期保存が可能な大脳皮質は、働きの異なる領域に分かれている。
たとえば目にしたものの形についての記憶は側頭連合野に、家の中のどこに何があるかと言った記憶は前頭連合野ときうふうに、それぞれの内容に関係する機能を持つ領域に保存されていく。
こうして記憶されると、後になってもその記憶を引き出すことができる。
ところが赤ちゃんの脳は場所によって発達時間が異なり、生後の早い段階でほぼ完成する領域もあれば、なかなか発達しない領域もある。
記憶、認識、判断に関わる連合野が遅いため、生後間もない頃の記憶は長期保存されていないから、幼い頃の記憶は残っていないのだそうだ。
珍問•疑問ー2
永遠の命を持つ昆虫はいるのか?2014年3月フランスのマルセイユ大学でシベリアの永久凍土に眠っていた3万年前のウイルスが発見された。
3万年前とは氷河期で陸続きのベーリング海を渡って人類が、アメリカ大陸に渡ったころ。
しかし動物にはもっと長く眠っている例がある。
アフリカのナイジェリアに住む「ネムリユスリカ」がある。これはハエの仲間でこの幼虫は乾季になるとミイラ化してそのまま生き続けることができる。
ネムリユスリカはふだん水たまりなどに棲んでいるが、乾季になると水たまりが干上がる。
するとネムリユスリカの体からも水分が完全に抜けていく。その際体内でグリコーゲンからトレハロースという多糖類が大量に合成される。
水飴で固めたような状態となり、組織や細胞が守られる。雨季になり水に触れると水飴が溶けて、命がよみがえる。
ネムリユスリカはマイナス270度の低温から100度まで耐えられる事が分かっている。
乾燥状態の中に上手く閉じ込められれば、その幼虫はほぼ永久に生き続ける事ができるのではないかと考えられている。
珍問.疑問ー1
20万人が応募ー火星移住計画火星移住計画に世界中から応募が殺到し、話題となっている。オランダの「マーズ、ワン財団」の主催で、40人に絞り込み、2023年には最初の4人を火星へ送ると言う。
だが火星への片道切符を手にした移住者は、二度と地球へは戻ってこられない。にもかかわらす、2013年8月の締切までに20万人を超える応募があった。
しかしそもそも火星移住計画は実現可能なのか、少々疑問もある。最短で8ケ月かかる旅を安全に飛べるかが問題だ。
宇宙空間は重力が少なく、長期滞在をすると、骨粗しょう症になりやすい。さらに宇宙放射線による発ガンリスクも心配である。
現地での水、食料の調達、燃料の維持も必要になる。さらに実現には莫大な費用がかかる。
現在では不確実なことだらけだが、はたして人類にとって火星が夢の新天地になるかどうかは注目だ。
片道切符にかかわらず、応募したのは何故かの質問にー人生に意味を持たせたい、有名人になりたい、冒険したいなどの答えがあり、理不尽だとの意見は出てこなかったそうだ。
「
大阪の春ー5
江戸時代、京都伏見から大阪へ淀川を往来した「30石船」を万博を機に復活させようとの案がある。
水素エネルギーを使う次世代型 30石船だ。船は水素で発電し、二酸化炭素が出ない50〜100人乗りを考えている。万博後は瀬戸内海の遊覧船にも展開したい考えだ。
今年は関西にとっては万博の基礎を作る年ー基本計画やプロデューサーの決定、10月から開催されるドバイ万博で参加国の招請などがある。今や関西では期待の声が高まっている。
会期中(4月13日から10月13日)の来場者数は2800万人と予想する。但し昭和45年(1970)年の万博の6400万人に、最近の訪日外国人を加味して8千万人との声もある。
会場建設費1250億円、運営費810億円かかるが景気浮揚も予想される。
大阪万博は何の為にするのか、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」だが、医学系のシンポジュウムのようで良く分からないとの声もある。面白そうな要素が見当たらない。
建前も必要だが実利もいる。関西経済界は万博運営に200億円の寄付を決めたが、この機会に東京一極集中、大阪の地盤沈下を食い止める決定打は見つかっていない。
万博後の大阪では新しい令和の水素船で世界から気軽に立ち寄り、多様で面白い大阪が出来上がれば良いのではなかろうか。