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双子のDNAとサピエンスー18

DNAにはその各々にオンとオフのスイッチがあるのではないかと言われ出している。DNAスイッチは 後成遺伝子 ( エピジェネテイクス )という。

私達の細胞は約40兆個ある、これまで60兆といわれていましたが、2013年11 月に37兆個と発表されました。人間は1つの細胞からはじまり、1から2、2から4と分裂し46回分裂して37兆個になるといわれます。

細胞の1つ1つにDNAがある。その内の2%が遺伝子で、遺伝子には肺や心臓、目、耳、血液、脳、胃、肝臓、脾臓、小腸、ガンを抑える機能がある。

大腸を作る、卵子、精子、血管、アルツハイマーを防ぐ、血管を作る、など人間を健康に生かす為の設計図、ノウハウが2%のここに詰まっている。約2万5000個と言われている。

面白い研究がある。一卵性の双子は同じ遺伝子を持つが、2人の運命が大変変わる事がある。その時遺伝子にどんな違いが現れるのだろうか。

1人はガンになり、1人はガンにならない。すべての人はガンを抑えるスイッチを持っている。しかし調べてみると6割がオフになっていた。

何故オフになるか、現在のところ食事や運動が関係する事が分かっている。

運命を変える方法ー記憶力アップはランニングすると効果がある。音楽の才能はたくさんかの音楽を聴くとスイッチがオンになる。

これまでは生まれる時はすべてのスイッチはリセットされると考えられた。

最近の研究では祖父の代に太ると子や孫まで太る体質を受け継ぐのではないか、脂肪を貯める、食欲を増すー2つのスイッチがリセットされずに受け継がれたと言う研究が発表されている。

宇宙のDNAとサピエンスー19
DNAとサピエンス3-17

ドローンの種類と分類ー55

現代の戦争ではドローンは必要不可欠になってきましたが、次の様な問題点も浮上しています。
①パイロット不足:ドローンパイロットはコンピュータ画面を監視し、敵を発見すると攻撃し、しごとを終えると日常生活に戻るが、独特な精神的苦痛がある為、パイロット不足が生じている。

②一般人への誤解、自国への危険な相手と戦うのであれば、大義はあるが、罪なき市民に被害をもたらす例も出ている。

③2019年イエメン最大の軍事施設がドローンの攻撃を受け6人死亡、12人が負傷した。

④軍事用ドローンの種類、2016年2月に「シンガポールエアーシヨウ2016」で3種類のドローンが披露された。

1)「ロテムL」は偵察用で最大10キロメートル離れた所からタブレットで操作出来る。

2)「ハーピーNG」は完全自立型の長距離爆弾ドローンで、赤外線カメラで敵のレーダーを検知し、目的物にぶつかって自爆する。

3)グリーンドラゴン、全長1.7mの対空型爆弾ドローンで、対空時間は1時間30分あり、40〜50キロメートルの範囲で敵を偵察出来る。3KG程の爆弾を搭載出来、高い精度で攻撃が可能だ。

4)軍事用ドローンはイスラエルがリードし、アメリカやロシアも取り組んでいる。最近成長度著しい中国はトップレベルの技術と安価でイラク、サウジアラビア等に輸出されている。

5)アメリカ空軍ではドローンパイロットを年間180人訓練して、230人が去るという事態が起こっている。遠方から人の命を奪う殺人兵器を使用する心の葛藤が兵士の中に存在するのも事実である。

コンピュータ教育とAI-56
ドローンの大きな問題ー54

人生50X2 ー男性の壁ー57

日本人の寿命は縄文時代は15歳代、奈良時代から平安から安土桃山時代で30歳代、江戸、明治時代で40歳代でした。
ところが1960年(昭和35年)-男ー58歳、女ー61歳、2000年(平成12年)ー男ー77歳、女ー84歳、2010年(平成22年)ー男ー79歳、女ー86歳である。


人生50年から100年になったと言われている。これは又50年の寿命を2回生きる事になる。


一方で人生百年と言われるが現在男性は残酷な現実とぶつかっている。


男と寿命に立ちはだかるおおきな壁は定年制度である。日本では100 歳以上は6万6000人に対して男性はだった1割の6000人だといわれている。

今は定年60歳代と言われていますが、内実は50歳代から役職定年等で、役職を解かれ、部下も亡くなり、給与も半分以下になるので、実質充実した人生は50歳までと考えても良いだろう。

50歳半ばで職場環境が変わってしまい、家庭でも子供が独立して結婚したりで変わってしまう。

この時期に人生に諦めを感じてしまう男性が多い。しかも肉体的にも体力が落ちて、頑張りが効かない自分に気づく。

つまり完全に一周目の人生が終わり、2周目の人生を設計し直さなければならないのに、1周目の人生にこだわり、ずるずると過ごしてしまう。

人生50X2歳ー男性の場合ー58
100歳と110歳のカベー56

大阪万博ーたかじんの遺言ー3

「2025年万博なにすんねん?」のイベントは「osaka あかるクラブ」主宰ですが、これは亡くなった「やしきたかじん」が大阪に尽力した人を表彰してほしいと資金を残した「たかじんAWAD」がきっかけで、3回目だそうだ。

表彰の中ではたかじんが愛した梅田新地の女将が入っているのが面白い。

表彰はユニークである。1番目は「大阪府登美ヶ丘高校ダンス部」-2017、2018年全国高校ダンス選手権で連続優勝し、紅白で郷ひろみのバックで踊り、2018年関西元気文化賞を受賞している。

2番目は京大の医学生から広がった「若造(わかぞう)」で万博を若者の手で盛り上がるグループである。

若造の元は松井市長に提出した「2025年に万博誘致、若者100の提言」で「人類の健康と長寿への挑戦」に対して、「人類とは」「生とは」「豊かさとは」「多様性とは」等について提言した。
万博招致実現への力になったと評価されている。


現在もWebで設定したテーマを参考にSNSでテキスト、画像、動画でアイデアや意見を交わしたり、万博に賛同する人の署名を集めて発表している。

3番目はたかじんが愛した、大阪梅田新地の85歳の女将だった。
長年クラブ山名を経営し、業界のおもてなし文化と誇りを守る事に取り組み、「ホステス心得帳」を発行し、メディアでも有名になり、2018年旭日単光章を受賞した。


梅田新地会場には同時にきれいどころ12名が着物姿で盛り上げた。たかじんは最もこれを喜んだだろう。

大阪万博ー議論白熱ー2

大阪万博ー議論白熱ー2

「2025年万博なにすんねん?」のイベントが「osaka あかるクラブ」主宰で読売新聞の後援により開催されました。
そして松井市長も特別参加し辛坊治郎と八木早希アシスタントで開催.


会場をデザインする万博研究の第一人者ー橋爪紳、再生医療のトップランナー大阪大学の澤芳樹、デザイナーコシノジユン、論客の宮崎哲弥、須田慎一郎、令和の吉田松陰ー東大、慶應大教授の鈴木寛等がボランティアで出演し、来るべき大阪万博になにをするかを熱く論じた。

論戦の結果浮き上がったのは

①認知症が安心して生きられる社会。

②リモート医療に代表される、ARー拡張現実の世界.



③大阪の万博か日本の万博かー結論は世界の万博を目指して、結果大阪が滲み出るのが良い、


④「いのち輝く未来社会のデザイン」という題名は長すぎると言う意見が出た。

「inochi輝く」ではどうかとの意見がでました。

来年2020年にオリンピックが行われる。これは東京と言う都市が行う7/24から8/9までの17日だが、万博は5/3から11/3まで、185日の長丁場、集まる国も人数も多い。

産業技術博の色彩も強いだけに、前回の万博の未来図が今日に影響している力は大きい。

オリンピック後景気が落ち込むと言われているが、その5年後に再び景気を盛り上げ、世界にIPS技術を出発点とした”いのち“再生の中心地として大阪と関西を発信する事に意義があるのではないかと思いました。

大阪万博ーたかじんの遺言ー3
万博ー大阪に決定ー1

ドローンの大きな問題ー54

ドローンを軍事に利用するのは人命を危険に晒す事なく、敵地の偵察や爆撃ができる所に大きな問題があります。

これまでのドローンの航続距離は250KM程度だつたが、今回のは1200〜1500KMだった。しかも1機が160万程度と安い。
世界にミサイル防御システムが出来上がっているのだが、それが通用しない兵器が現れた。


高価なミサイル防衛システムが無用になるかもしれない。その意味ではこれまでの常識を全て壊してしまう出来事だ。

ドローンは軍隊を作らなくても、学生が数人集まれば使えてしまう。
昨年ベネズエラでドローンによる大統領暗殺未遂事件が起きている。


ネットで購入したドローンに爆弾を乗せ、軍事式典に参加した大統領を狙った。失敗に終わったが兵士を負傷させた。

中国は世界のドローンの7割以上を製造しているが、夜空に1000機のドローンを描くパーフォーマンスを建国40周年で去年披露した。
ドローンは元々軍事目的で作られたといわれるが、過去にはイラク戦争でドローンを爆撃用に使用している。

ドローンの分類と種類ー55
ドローンと戦争―53

ドローンと戦争ー53

人類を揺るがす様な科学の発見は必ず負の要素と正の要素がある。現在大問題の原子力の発明も、人類を絶滅させる爆弾になるか、無限のエネルギーを供給する救いになるか岐路に立っている。

コンピュータも元は大砲を命中させる精度を上げるために作られたが、現代は未来を開発する基本技術となっている。

ドローンは最初から無人兵器として開発されたようだが、未来社会の安い移動手段や運搬方法や農業薬の散布等利用方法が考えられる。しかし一方で殺戮機械に使われる事が予測されて来た。

今回サウジアラビアで石油施設がドローンに攻撃を受け、半分の施設が停止する事態となった。サウジアラビアはイランが関係していると主張しているが真相は分からない。

これまでサウジアラビアは数十億ドルを使って高度からの攻撃に備える最新鋭の防衛システムを導入している。

ところがこの度使われたドローンと巡回ミサイルを組み合わせた攻撃はレーザーによる感知やミサイル迎撃が出来ない。今回のドローン攻撃は世界の軍事を考え直すきっかけになりそうだ。


ドローンの大きな問題ー54
ドローンの飛行方法とAI-52

ドローンの飛行方法とAIー52

ドローンをプログラムで飛行させる試みをしました。プログラムは子供教育用のソフトを使いました。
1メートル進んで、右へ1.5メートル進み、さらに右に曲がって1.5メートル行って着陸する。あるいは右回転と左回転をさせるなど、正確な情報飛行を実現しました。


更に通常のプログラム言語でも飛ばしてみました。この飛行はやはり正確でした。

教育用ソフトとプログラム言語での飛行の比較は前者は上手く飛んだが、スタート位置に戻らなく、少しずれてしまった事、後者は正確にスタート位置に戻った事です。

この時課題に残ったのは、カメラの問題です。大型のドローンではカメラが360度に動く構造になっていますが、小型ドローンはカメラが固定になっています。

正面の少し下を映すようです。従って手操作では飛行状態に合わせて、被写体を前方に見る様な飛ばし方がいります。

なおカメラの撮影は手操作で行なっていますが、まだプログラムによって撮影する方法は上手くいってません。
近々後継機が発売する様なので、調査を始めています。

ドローンと戦争ー53
スーパーコンピュータ富岳ー51
ドローン愛好者と人工知能ー42

5G に過熱の各社ー27

一方で5G への期待度も過熱気味である。そして5Gを使った限定的なサービスショーが始まっている。
ドコモはラグビー会場に5G 環境を整え、いろんな角度から観戦できるようにする。


ソフトバンクは音楽イベントで5gw「使う。しかし今は4G の延長で、5G 独特のコンテンツは出ていない。
課題は未整備なインフラと対応端末の普及だ。


5Gの基地局の設定はKDDIとソフトバンクは提携して進めている。
日本は米、 韓国より一周遅れな為、政府は携帯大手に計画の2割ほどの前倒しで進める様、補助金で支援して、国際競争に勝ち残りを図る。


NTT ドコモは5Gの基地局の前倒し方針を出し、令和3年3月を2年の春に全47都道府県に整備する事にした。

ドコモは3年春までに、1万局の設置をする。7年3月までに全国3万6千局の整備をする。

ソフトバンクも3年前倒しし、7年3月に全国2万1千局を6年3月に終える方針だ。

ドコモではソニー、サムソン、LG 、シャープの端末を使うが、ファーウエイは米国の禁輸措置があるので採用を見送ったようである。

世界最大のゲーム展示会「東京ゲームシヨウ」では5Gを使ったゲームが注目された。

NTTドコモは5G対応スマホで対戦するキャラクターを3Dで見る技術を公開した。

現実の景色に架空の映像を重ねる拡張現実(AR)技術を活用して、大容量の3D映像を送信する。

ソニーはゲーム機プレーステーション4のゲームを配信するサービスで会員数を平均4割増やしている。

アップルは100以上のゲームが出来る定額制サービス「アップル、アーケード」を開始、グーグルも11月からネット上で楽しむ「スタディア」 を開始する。

5G革命と超遅延ー28
5Gの落とし穴2ー26

5G の落とし穴2ー26

4Gはセンチ波とも言いますが、5Gはセンチ波と更に波長の短いミリ波を使う。

レーダーにも使うミリ波は直進性が強く、壁を回り込んだり出来ないので、奥まった廊下やトイレに届かない事がある。


又水滴にも反射し、雨の日に使えない事も起こる。これは5Gの死角といわれる。


その場合の対策として、5Gはセンチ波を使い、ミリ波を使わない事です。

ミリ波を使うAクラスとセンチ波を使うBクラスを設け、大容量の動画やゲームならAクラス、電波の途切れが嫌ならBクラスを選べば良い。

そして建物外は5G,建物内は無線ランのWifi でカバーする。

こうしたスマホから身を守る方法はないだろうか、丸山先生は以下の点を挙げている。


①通話時はイヤホンを使用し、なるべく耳にスマホを近づけない。

②充電時の交流電気も電磁波を出しているので、充電しながら通話はしない事。

③スマホを枕元に置いて寝ない事、充電しながら枕元に置くのは特にいけない。

⓸ブルーツースイヤホンも電磁波の影響が大きく、おススメ出来ない。

⑤ブラジャーに使われるワイヤーが電磁波を集める可能性があるのでノンワイヤーレスが安全だ。

5G で便利になるかもしれないが、健康への影響はまだ不明確。

従って慌てて5Gに突き進む前に、立ち止まって、人体への影響を調べた上で進むべきだとの意見が出ています。

5Gに加熱の各社ー27
5Gの落とし穴ー25

5G の落とし穴ー25

来年本格的な開始が見込まれる次世代通信「5g」が実験の最中だが、昨年オランダで駅前に設置した5Gアンテナ塔から実験データを飛ばしたところ、公園の木の枝に止まっていたムクドリが墜落し、297羽が突然死した。5gのマイクロ波が鳥達の心臓を止めたようだ。

現在使用中の4Gと比べ、大容量のデータをより早く送受信出来る第五世代の移動通信だが、すでに米国と韓国でサービスを開始、日本は来年春から商用サービスが始まる予定だ。

5G は4Gの100倍の速度で、2時間で見る映画が、今4Gでは5分でダウンロードするが、5Gでは3秒で出来る。

しかし大きい問題がある。5G は電波の波長が短く、短い距離しか届かない。

4G のアンテナは2〜3キロに1 基だが、5G では20〜100m置きに設置しないといけない。

従って生活空間の至る所にアンテナが設置される事になり、常に電磁波に照射される。人体への電磁波の影響は10倍とも言われる。

ベルギーは電磁波に厳しい国なので、5Gの導入は不可能となつた。 
丸山アレルギークリニックの丸山先生によると、電磁波が体に及ぼす影響は2つあると言う。


人間の神経は電気信号ですから、強い電磁波を浴びると電気信号が乱れて、頭痛やめまい、意識障害などが起きる。

もう一つは強い電磁波を受けると電子レンジの中に入ったように体の各部に炎症がおきる。

特に目が弱く、黄斑変性症や網膜剥離を引き起こす。

又発ガン性や肺ガン、乳ガンとの関連も疑われている。
現在の4G より5G は波長が短く高周波ですから危険度は増すだろう。

5Gの落とし穴ー26
宇宙戦争と人工衛星ー24

宇宙戦争と人工衛星ー24

弾道ミサイルは高度3万6000キロの静止衛星軌道を周回する。宇宙戦では他国の衛星に体当たりして攻撃する「カラー衛星」も威力を発揮する。

宇宙ではもはや米国が安全に作戦を実行する特権を使えなくなっていると米国空軍大将は今年6月に強調した。


米国の宇宙軍は1985 年レーガン政権下で設立された「スターウォーズ計画」と呼ばれた。スターウォーズ計画とは1983年宇宙に展開する対ソ防衛網構想で戦略ミサイル構想とも言う。

衛星軌道上にミサイル衛星やレーザー衛星や早期警戒衛星(弾道ミサイル発射探知で発射炎を、赤外線カメラで探知する)などと、地上の迎撃システムと連携して、敵国の大陸間弾道弾を、迎撃、爆撃し(アメリカ本土への被害を最小にとどめる為)を整備した。

スターウォーズ計画は2002年に解体され、核戦略を含む戦略軍に吸収された。しかし中国ロシアが宇宙への軍事進出を鮮明にしたため、復活を決めた。

ミサイルやキラー衛星を使うと大量の破片が宇宙ゴミとして、撒き散らされる。そこで電波を使った通信妨害等の攻撃が現実的となってきた。

ロシアは2014年ウクライナ紛争で通信妨害によってウクライナ軍の軍用通信を遮断し、自軍を優勢にした。

米紙は中国が南シナ海のスプラトリー諸島に電波妨害の装置を配置したと報じている。日本も遅まきながら対応を本格化した。

2018年に決定した防衛計画では宇宙やサイバー、電磁波等の「新領域」での防衛力装備を強調、防衛省は現代の戦いでは宇宙空間は死活的に重要としている。

日本は宇宙ゴミを見張る「宇宙状況観視(SSA)」に力を入れている。日本の衛星に不審ものが接近したら回避さす。

航空自衛隊も100人程度の専門部隊を発足した。

但し日本は憲法等で宇宙は対象外になっており、衛星を攻撃はできず、経済制裁しか出来ないので、今後は宇宙での武力攻撃に対しての自衛権への道筋を整理する時期が来ている。

5Gの落とし穴-25
宇宙軍と人口衛星-23

100歳と110歳の壁ー56

日本には百寿者(センテナリアン)は6万人以上だが、超百寿者の110歳以上は146人です。一気に減ってしまうこの事実をどう捉えたらいいか。

限界寿命の115歳まで幸せに生きるにはどうすれば良いか、慶應義塾大学の研究では百寿者は糖尿病にかかる率が低いことが明らかになっている。


75歳以下の糖尿病は15%だが、センテナリアン(100〜104歳)は6%,セミ、スーパーセンテナリアン(105〜109歳)は4%,スーパーセンテナリアン(110歳以上)は3%と減少する。高血圧もほぼ同様です。一方ガンや骨折は増えています。

現在は食べ物が溢れて、栄養失調で亡くなるより、肥満で亡くなる人が増えている。1980年に8億5千万人の肥満者が2013年には21億人と世界人口の約3割にまで増加、そして1990年以降飢餓人口は減っています。

肥満になると内臓脂肪が増え、糖尿病、高血圧が増え、心臓、脳、腎臓の機能がおちる。そして内臓脂肪に炎症が起こり、全身に広がる。スーパーセンテナリアンは血液中の炎症が大変低い事が分かっています。

人生50X2ー男性の壁ー57
110歳とフレイルー虚弱ー55

110歳とフレイルー虚弱ー55

しかしながら百寿の男性は10〜20%に対して女性は80〜90%を占めています。従ってそこそこ元気なおばあちゃんが沢山いるのです。介護が必要になっても、認知症になってもガンや感染症に対して抵抗力があります。

大阪大学の権藤恭之先生が東京の百寿者304名の調査では、認知症は男性の方が少なく、視聴覚障害の無い男性が女性の4倍多かったようです。

一方認知症があり、介護が必要だが、100歳以上を生きている人が沢山います。
80代を超えると、フレイル(虚弱)が問題となります。


これまでメタボリックが問題とされましたが、それは中年期であり高齢期には痩せている方が問題です。

ボディマス指標(BMI=体重/(身長x身長)つまり私では54/(167×167)=19.36)は18.5以下が女性では20%,男性で10%で女性の方が深刻です。
つぎの5項目が当てはまるとフレイルとみなされます。


1.体重減少ー年4.5KG2.歩行速度低下、0.3M/秒ー信号が青から赤になるまでに渡りきれない速度。3.握力低下ー男性26kg未満、女性18kg未満、4.疲れやすい、5.身体の活動レベルが低下、

フレイルになると転倒は1.3倍、移動困難は2.5倍、死亡は2.2倍になる。
フレイルにより寝たきりになり、要介護になる人は80歳前半で12%,80歳後半で25%,90歳以上で44%になります。


フレイルの原因は筋肉量の低下ですが、スーパー元気なおばあちゃんが少ないのは筋肉量の低下による事が多い。

ボストン大学での百歳の人を3つにわけている。1。サバイバー:80歳以前に糖尿病や心筋梗塞など大きな病気をした人が43%,2。スローワー:80歳以後に大きい病気をした人が45%,3。パーフエクター:100歳過ぎても大した病気をしていない人:12%,

この結果から人の一生で起こる病気をなるべく人生の最後に押しやる事が出来る人が長生きすると言う説を発表した。

しかし若い時に病気になっても長生きしているサバイバーも多くいる、この人達は「一病息災」で必ずしも病気になったから長生きを諦める必要はない。


110歳を考える3ー54

100歳と110歳の壁ー56

ユダヤの商法ー11

私がユダヤ人を意識し出したのは、藤田田氏の 「ユダヤの商法」を読んでからだった。今読み返してみても内容は斬新である。
特に印象に残ったのは、商売には2つの目標がある。1つは女,2つ目は口である。

消費は女性によって成り立っている。従ってユダヤ商人は女性に売る宝石商やカバン商が多いと聞く。

第2は口だ。食べ物商売は途切れない、朝食べても、昼も晩も食べる。こんな繰り返す商売は無い。


藤田氏の母親は熱心なクリスチャンだそうだ。その口から立派な言葉を発する様に、口に十字架を付けた田という名前を付けたと言われる。

田氏は無信仰だつたが、クリスチャンの思想を受けていると考える。著名な人にユダヤ人が多い、そしてイエスキリストもユダヤ人だ。

ユダヤ人は「ユダヤ人がユダヤ人を処刑した為2千年も迫害され続けた、こんな馬鹿なことがありますか」という。

自由世界を作ったシンボルのキリストがユダヤ人だが、共産主義を作ったマルクスもユダヤ人だ。

世界の財閥ロスチャイルド、作曲家ベートーベン、天才画家ピカソ、偉大な科学者アインシュタイン、アメリカ大統領ルーズベルトそしてキッシンジャー、、、いずれもユダヤ人だ。

ユダヤ人と知能の高さー10

宇宙軍と人工衛星ー23

人口衛星は軍事通信、GPS,を通じて部隊の移動やミサイル攻撃、弾道ミサイルの早期警戒など多くの場面で鍵となる。

これが麻痺すると最新警備を生かせず敗戦にいたるかもしれない。核兵器を使う戦略も通信衛星の回線にささえられている。

人工衛星は守りに弱い。数センチの物体が衝突しても機能を失う。


トランプ大統領は今年2月「宇宙軍」を来年に創設する署名をした。その前段階として宇宙統合軍を年内に立ち上げる。


中国は2015年「戦略支援部隊 」 を創設した。宇宙戦やサイバ攻撃や電磁波監視等を担当する。


最近の中国の衛星の数は既に米国を上回つている。

米国は中露を念頭にした対抗演習「スペース、フラッグ」を2017年から実施している。

2019年9月北京で抗日戦争勝利のパレードを行ったが、迷彩色のミサイル「東風21d」で、衛星ミサイル攻撃用と考えられている。

元々衛星攻撃ミサイルは米国とロシアが確立してきたが、中国は2007年に実験に成功している。

宇宙戦争と人口衛星ー24
宇宙戦争と人工衛星ー22

宇宙戦争と人工衛星ー22

人類初の人工衛星は1957年ソビエト連邦が打ち上げたスプートニク1号だ。21世紀初頭までに数千の人工衛星が打ち上げられた。

用途は軍事、偵察、通信、放送、地球観測、航行、気象、アマチュア用科学用等がある。


ほとんどは地球を周回する軌道にあるが、惑星探査目的で、火星や木星など他の惑星の軌道上にもいくつか到着している。

人工衛星とは主に地球の軌道上に存在する。地球上から宇宙速度(理論上海抜0mでは約7.9km/s,つまり時間あたり28400kmに加速させて地球の重力と重力から脱出する遠心力とが釣り合い、地球周回軌道を回り続ける人工衛星となる。

アメリカはソ連のスプートニク1号の成功にショックを受け、アメリカとソ連の峻烈な宇宙開発競争が始まった。

アメリカは1957年より宇宙監視ネットワーク(snn)は1957年より宇宙天体の観測をしており、2008年で8000以上の人工天体を追跡している。10センチ以上の物体を追跡している。

宇宙が新しい戦場となりつつある。米国と中国の覇権争いが激しくなり、人工衛星を攻撃し、陸海空の支配を狙う「宇宙戦争」が現実味を帯びてきた。

中国の宇宙ステーションからレーザー砲が放たれ、米国の軍事衛星が破壊される、通信網が麻痺した米軍に中国軍が襲いかかる。

これが近未来の小説「ゴースト、フリー」の開戦シーンだ。中国軍はハワイを占領する。現代では高度な情報戦がカギになる為「人工衛星」は不可欠になってきました。

宇宙軍と人工衛星ー23
ファーウエイ端末-5G-21

110歳を考える3ー54

注目したいのは人の世話を受けない男性の11%のグループです。彼らは大変元気で介護を受けずに90歳まで自立している。

この「スーパー元気な男性」の存在が健康長寿を考える時の新しいヒントになるのでは無いかと、慶応義塾大学の伊藤裕先生は主張します。


医者である先生の経験から、彼らは明るく、活気があり、生気がみなぎっていると言う。周囲の人も元気をもらい、存在感があるようです。

中国では人間には気があると考えます。最近105歳で亡くなった日野原重明先生は晩年ステーキが好きだと言われたそうで、健康な胃腸を持っていたようです。

強靭な脳と筋肉骨格と胃腸が「スーパーおじいちゃんの三種の神器です。

ボストン大学の百寿者研究で739名の百寿者のうち男性216名、女子523名でした。

この内自立して生活出来るのは男性が28%,女性が14%でした。

認知力テストでは男性が28点、女性が23点と男性の元気度が高いと報告されています。

スーパー元気なおばあちゃんが少ないのは、筋肉量が元々少なく、閉経時に骨がもろくなりやすい為と言われます。

110歳とフレイルー虚弱ー55
110歳を考える2-53

110歳を考える2ー53

男は19%が60歳代で障害が出始め、70で人の世話になり、その後死ぬまでその状態が続く、つまりこの時点で健康寿命が尽きています。

一方70%は70歳代後半から障害が出始め、平均寿命近くで人の世話になります。


生涯人の世話がいらない人が11%あります。

女性の12%は60歳代半ばで健康寿命が尽きてしまいますが、残りの88%は70歳頃から障害が見えはじめ、徐々に進むが、85歳頃でかなりの障害となり、平均寿命まで生きます。


今後の100歳時代の寿命は100歳まで元気で生き、115さの天寿を全うする人と、アップアップで介護を必要として100歳に辿り着く人と二極化するのでは無いだろうかと言う。

明るい材料もある。歩行速度は年々落ちていく、80歳以上の平均歩行速度は1992年は0.8m/秒でしたが、2002年は1.0m/秒と伸びています。

ちなみに0.3m/秒は、信号が赤から青にかわり、横断歩道を赤に変わらぬ内に渡りきる速度です。

また70〜80歳で2008年にインターネット利用率は28%だつたが、2013年には43%まで伸びている。つまり元気な高齢者が増えているのです。

110歳を考える3-54
110歳を考えるー52

スーパーコンピュータ富岳ー51


現在世界1位はアメリカ14京、中国9京、日本1京である。京の後継は「富岳」となり、理研と富士通が令和3年を目指して開発中である。

計算は京の100倍に向上するが今回は計算速度より、利用者の使い易さを、目指す。健康長寿やエネルギー、産業競争力の強化、津波の再現やゲリラ豪雨よ研究など、9つの目標を設定。

京の運用では生命科学で心臓の動きのシュミレーション化に東大や阪大が成功し、ゲノム医療やガンの薬の開発の発見に貢献している。

1960年代から開発が、アメリカで始まったが、1970年代にはNECなど日本企業も進出、2010年代には中国がシェアでアメリカを超え、世界最高速度を、米、日本、中国と争いあった。


日本の京は理化学研究所が富士通と共同開発したスーパーコンピュータで文部科学省が平成17年(2005年)に開発方針を決めた。24年に完成し、計算速度の世界ランキングは23年(2011年)6月と11月に首位となった。

今後「富岳」はさらにシュミレーションだけでなくビッグデータやAIにも活用分野を広げ国際競走に追いついていく計画だ。

ドローン飛行方法とAI-52
スーパーコンピューター京ー50