110歳を考える2ー53

男は19%が60歳代で障害が出始め、70で人の世話になり、その後死ぬまでその状態が続く、つまりこの時点で健康寿命が尽きています。

一方70%は70歳代後半から障害が出始め、平均寿命近くで人の世話になります。


生涯人の世話がいらない人が11%あります。

女性の12%は60歳代半ばで健康寿命が尽きてしまいますが、残りの88%は70歳頃から障害が見えはじめ、徐々に進むが、85歳頃でかなりの障害となり、平均寿命まで生きます。


今後の100歳時代の寿命は100歳まで元気で生き、115さの天寿を全うする人と、アップアップで介護を必要として100歳に辿り着く人と二極化するのでは無いだろうかと言う。

明るい材料もある。歩行速度は年々落ちていく、80歳以上の平均歩行速度は1992年は0.8m/秒でしたが、2002年は1.0m/秒と伸びています。

ちなみに0.3m/秒は、信号が赤から青にかわり、横断歩道を赤に変わらぬ内に渡りきる速度です。

また70〜80歳で2008年にインターネット利用率は28%だつたが、2013年には43%まで伸びている。つまり元気な高齢者が増えているのです。

110歳を考える3-54
110歳を考えるー52