ウイルスと言うものは物体と生物のあいの子と言われています。生物は細胞があって、その中にDNAの遺伝子やその他のミトコンドリアやリポゾームなどがあって細胞が成り立ち、生物が出来上がっている。
一方ウイルスはDNAの部品の一部の様なもので、遺伝情報の一部から成り立っており、自分だけで生き続ける事は出来なく、生物に寄生して、仲間を増やして増殖するので無生物と生物の中間とされる。
ウイルスは遺伝子とタンパク質の複合体であり、細胞を宿主として、自己増殖する。
ウイルスは小さい、直径十数ナノメートル、1ミリの十万分の1と言われても分からない。
ある例では人間の大きさが地球程だとすると、細胞の大きさは富士山ぐらいで、ウイルスの大きさはピンポン球ぐらいと言う。
人間は地球に生きている。地球を唯一の宿主として、増殖しているのは象徴的である。地球の身になると、人間は正にウイルスの様に見えてくる。
ウイルスは人間から見るとあまりにも小さい為、発見出来ない、薬も効かない状況である。
これまで作成された薬は細胞を対象とした物なので、富士山ほどの大きさの薬を多量に投入しても、健康な細胞を破壊するばかりで、ピンポン球に命中することは極めて難しいらしい。