識者の予測1)日経編集者ーコロナと災害を比較すると、コロナは複雑な機械や設計をテレワークでするのは自宅には環境が無い為難しい、その点、災害は被害エリアが限られるので、周りから支援が受けられる。
コロナでは自治会が自己解決しなければならない、また災害はずっとは続かないがコロナは終わりが見えない。
コロナでは会社に行かないと処理できない紙ベースのものをいかにIT化するかが課題となっている。DXーデジタルによってビジネスを変えることが大切だ。
普通の店舗からバーチャル店舗へ、物理的な距離からの脱却、モノを売るからコトを売る事をかんがえる。
ジャストタイムが正義で在庫が悪の見方が反転する可能性がある。在庫を持っていたところは生産を止めずに済んだケースがあった。工場を止めない為には災害対策に加えて感染対策まで必要になってくる。
守るべきは「人で清潔」がキーワードとなる。開発、設計ではリアルで密からバーチャルで疎となる環境に移行させる。
2)建設業界では計画、設計、施工、管理の各段階に、プレイアーが明確に分かれていて、強固な壁があるが、効率、人材不足、インフラの老朽化、財政難などで壁が崩れてできた。
壁を崩す武器はテクノロジーでその刺激剤はコロナである。在宅で仕事をするには全ての情報がデジタル化されていなくてはならない。
3)業界間の壁が崩れると他産業が入ってくる。コロナ以前からトヨタとパナソニックが街づくりに向かったり、建機メーカーが施工や設計の分野に入って来ている。
自動車メーカーが3D プリンターでフェースシールドを作ったり、誰でも、どこでも工場が実現できている。
工場の無人化=人の代替で効率化=コスト減から無人化=安全第一=遠隔制御が視野に入ってくる。
4)販売ではAIを使って自分に服を着せた画像を提供したり、バーチャルネットの世界で買い物体験をリアルに提供する。
5)住宅ではタッチレスでドアが空き、音声でエレベーターを操作する、鏡を見た心拍数や体温が分かる、リビングや寝室の一番が簡単に書斎に変えられる。駅前には個室オフィスやオフィス喫茶がもとめられる。
6)過密な東京に地震や噴火が起これば日本全体が危機状態になる。首都の機能を地方に移転する取り組みをIT機能を駆使して進めるべきである。そして地方都市のデジタル化をすすめれば新しい価値か生まれるだろう。