セントラルドグマ(英: central dogma)とは、遺伝情報は「DNA→(転写)→mRNA→(翻訳)→タンパク質」の順に伝達される、ことをいう。分子生物学の概念である。
フランシス・クリックが1958年に提唱した。この概念は細菌からヒトまで、原核生物・真核生物の両方に共通する基本原理だとされた。
DNAから1度RNAに転写されて、RNAからタンパク質に翻訳される。
◆ではなぜ間にRNAが入るのですか、DNAとRNAが似ているのならどちらかに統一しなかつたのですか?
それは使い分けているからです。DNAが上質の紙としたら、RNAはぼろぼろの紙ですぐ溶けて分解されてしまいます。
必要なタンパク質は刻一刻と変わっており、いつまでもRNA が残っているとタンパク質が必要以上につくられて、細胞に悪影響をあたえてしまいます。その為すぐ分解するRNAを使う方が良いのです。
◆他に違いがありますか?
DNAの構造は二重螺旋ですが、RNAは一本鎖です。又使われる糖と塩基が違います。その為分解しやすいのです。(DNAは糖はデオキシリボース、RNAはリポース、又塩基はATGCに対しAUGCです),
それはDNAは安定しているが、RNAは不安定です。そのおかげで素早く色々な種類のタンパク質を必要に応じて、必要な量を作る事ができます。
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