家庭用ロボット-AI-40

ロボット時代到来。ロボットのマーケットは2016年は3400億円でしたが、2025年には7倍の2兆1600億円と予想される。そして家庭用ロボットが百貨店で売り出される時代が来ました。

現在家庭用ロボットは三種類があります。
人と会話ができるコミュニケーション能力をもっています。ヒトと楽しい会話するには相当相手の人を理解する能力が必要となりますので、頭脳部分は無線で本社のコンピュータにつながり、AI機能を駆使しているのが特徴です。

①シャープ作成の「ロボホン」 は電話にもなるロボットで二足歩行は¥140,760,お座りタイプは¥85,320で音声で指示できる。

通信はWiFi(3Gタイプ)の人形型ロボットで、たて19.5 センチ、重さ390gの可愛いサイズだ。電話や目覚まし、予定を通知したり、メッセージ伝えたり、会話が出来る。

タクシー会社と提携して京都や堺の観光地の案内に使われ出している。堺では仁徳御陵に来ると説明してくれるそうだ。観光地名所をまわると、GPS位置情報から説明してくれる。1日千円で貸してくれる。



②Palro(パルロ)は富士ソフトの製造だ。2018年8月に家族が楽しく元気に過ごしてほしいと言う思いから、高齢者施設で人気のある体操やクイズ、ゲームなどを厳選し、家族を繋ぐ「PALROシャベリンク」を搭載した二足歩行を発売しました。ロボホンより一回り大きく価格は¥348,000です。

コミュニケーション機能と自律移動機能を持つヒューマノイドロボット(人間型ロボット)で心臓部はインテルのコンピュター、1GBメモリー、4GBUSB 記憶容量、基本ソフトはリナックスを使う。

言語はC**,C,センサーは距離や圧力、加速度などが付いている。移動、コミュニケーション、人感、学習の知能がある。顔を認識して、目を見ながら会話ができる。又空間を学習して、障害物を避けて移動できる。


会話、話しかけ、歩く、伝言、メール伝える、歌を歌う、ダンスする、落語喋る、ニュース伝えるなどの」サービスが出来る。

機能は4GBUSB 記憶容量、基本ソフトはリナックスを使う、言語はC**,C,センサーは距離や圧力、加速度などついている。移動、コミュニケーション、人感、学習の知能がある。

顔を認識して、目を見ながら会話ができる。又空間を学習して、障害物を避けて移動できる。会話、話しかけ、歩く、伝言、メール伝える、歌を歌う、ダンスする、落語喋る、ニュース伝えるなど、きっと家族に笑顔が増えるだろうとの願いがこめられている。

ロボット―アトム君ー41
人工知能による監視社会ー39

サイバー空間は無法だ-21

家庭のtvやビデオ、監視カメラなどネットに接続したIOT機械がコンピュターウイルスに感染。これに攻撃者が攻撃指示を出して混乱が起きた。新聞報道では、ネットに接続したスマートフォンやパソコンが動かなくなった。その手口はサーバに大量のデータを送り、機能不全に陥らせたためだ。

これまでウイルスはパソコンかスマートフォンを通じて感染したが、最近ではネットに繋がったtvやカメラに感染させて、これに大量のデータを送り込み、サーバを機能不全にさせるのだ。

ウイルスに感染したtvやカメラは機能に影響がないので、見過ごしてしまうので影響が拡大する。今後風呂やエアコンに及ぶIOT であるがセキュリティが追いついていない。

昨年一年間に観測したサイバー攻撃のアクセスは2121億回と言われて、一箇所で70万回と言われる。

自動運転や医療現場の手術中に起こると命の危険にさらさせる恐れがある。宇宙空間に並んで新たに登場したサイバー空間はこれまでで最も大きい利便性と破壊力を持つ。

更に国家間や企業間の争いに、関連し新たな形式の戦争とも言われているが、それが庶民の日常生活に直結するものだけに、対策が急がれる。とりあえず飛行機の自動操縦に見られる様に、ネットに頼る自動部分と、原始的な手動でできる操作に瞬時に変更でき仕組みが求められている。

サイバー空間と無法地帯ー22
統合部隊の創設ーサイバー攻撃ー20

人工知能による監視社会-39

最近科学が進みすぎて、個人の行動が分かってしまうと、監視社会が来るのではないかとの危惧が広まっています。

神経犯罪学者のエイドリアン、レイン氏は犯罪者を早期発見する為のシステム化が適用される近未来社会を描いている。

そこでは18歳以上の男性は全員、病院で脳スキャンとDNAテストを受けなくてはならない。ここでは①脳構造のスキャン、②安静時の脳スキャン、③脳白質の統合度と接続性、④脳の神経化学の検査、⑤細胞機能の精査からなる。

この検査で陽性になると、特別施設への無期限の収容が言い渡される。近未来では、政府は全国子供選別プログラムを開始する。
これは10歳の子供全員に、生理機能、心理、社会関係、行動の評価を行い、これを幼少期のデータと照合しながら将来の犯罪を予測しようとするものである。


犯罪生物的に考えると、10歳の時に矯正を始めても効果に限界がある。そこで政府は犯罪が遺伝的問題や乳幼児の家庭環境に対処するため、「子供を産むには免許を取らねばならない」と言う法律を作るかもしれない。

安全な自動車社会を作るためには、車の免許制にすると言う同じ考え方で、安全な市民社会を作るためには「親の免許制」の発想が出て来る可能性がある。これは差別として問題になるだろう、しかし安全な社会を求める人が多ければ、この制度は導入されるだろう。

このような「脳科学による監視社会」には殆どのひとは抵抗を持つだろう。しかしイギリスでは刑務所から釈放された犯罪者の再犯が問題になり、2003年に「社会防衛の為の拘禁刑プログラムが発足した。

再犯の危険性のある被告を、その危険度により無期懲役にする制度で、2010年までに5828人が終身刑を宣告され、膨大な人数が、妥当な年数をはるかに超えて収監されていると言う。


さらにイギリスでは2000年に精神科医の異議を無視して危険で重篤な人格障害に対する法律が制定され、犯罪を犯していなくとも、危険だと考えられる人は警官が逮捕して、検査と治療の為施設に送る事が出来るようになった。

犯罪者の人格を尊重する政治家ほ真っ先におとされる。脳科学の進歩は急速で、いずれ我々はこの問題から目をそらせなくなるだろう。

家庭用ロボットーAI-40
小型ドローンと人工知能ー38

ボノボとヒトの生物進化-4

ハーレムの例は歴史には多くみられる。又動物でも一夫多妻のゾウアザラシやトドやゴリラはオスの体重はメスの2倍近くある。一夫一妻はオスとメスの体格はさほど違わない、従ってヒトは一夫一妻に近いと言える。

人に最も近い霊長類の中で、テナガザルは一夫一妻制、ゴリラは一夫多妻制、チンパンジーやボノボは乱婚だ。従ってヒトはテナガザルが近いと言われている。ところが進化の原も理から見るとおかしいとの説が現れた。

霊長類でテナガザルがヒト科に分かれたのは約2200万年前、ゴリラが分岐したのはおよそ900万年前、ヒトとチンパンジー、ボノボが分岐したのは300万年前だ。

分岐の歴史から見ると納得できない。一番近いチンパンジーやボノボの性行動はどんなものだろうか、フランス、ドウ、ヴァールは飼育施設での観察では、チンパンジーはハーレムを作るのではなく、下位のオスにも生殖の機会が与えられる。メスは食べ物と引き換えにオスとセックスするが、相手は順位の高いオスが多い。その点人間社会と酷似している。

チンパンジーのメスは妊娠可能な時期には生殖器の周りが赤くなり、オスを挑発するが、ボノボは常に変わらず分からない、性行為はオスとメスの間だけでなく、メス同士でも肌をくっつけて合う、性行為が目的から離れ、社会的コミュニケーションの道具にし、暴力ではなく、平和な暮らしをしている。

性行為をコミュニケーションの道具にしているのはヒトとボノボだけである。そこでヒトの本性は一夫一妻制や一夫多妻制ではなく、ボノボと同じ乱婚であるとの説が出てきた。

しかし一方で、世界を見渡しても乱婚の社会など無いし、過去の古い部族でもその記録は無いという反対意見が出る。
この批判に対して、乱婚説はこう答える。人類の歴史のうち200万年は旧石器時代で、狩猟採取をしていた。この長い期間にヒトの本性が進化した。しかし農耕が始まったのは1万年前で、歴史では2000年程度しか遡れない。私達は農耕社会や歴史的知識で考えてしまうが、200万年のうちの1万年を基準に考えても意味が無い。


旧石器時代は50人から100人程度の集団を作って移動しながら狩猟生活を送っていた。この頃の人類は集団内の女性を男たちが共有する、ボノボのような乱婚だったと考える。この頃の環境を考えると、進化論的に合理的と考える。

見た目ー残酷な真実ー5
乱婚と生物進化ー3

乱婚と生物進化-3

ラットの実験ではオスとメスを同じ部屋に入れると交尾を始めるが、やがてオスは飽きてくる。そこに別のメスを入れると、新しいメスと交尾すると言う。この性行動は「クーリッジ効果」と呼ばれ、自分の遺伝子のコピーを増やし精子を有効に使う為の戦略だと言う。

これが多くのオスが浮気をする進化論的な理由だとすると、メスは別の戦略で対抗する。
メスの問題は優秀な遺伝子を持つオスにはライバルが多く、独占可能なオスは優秀な遺伝子を持っていない事だ。これには簡単な解決方法がある。優秀な遺伝子を持つオスの子供を、献身的に子育てするオスに育てさせればいい。


鳥ではホトトギスやカツコウなどは他の鳥の巣に自分の卵を入れて育てさせる、これは托卵と言うが、卵はよく似ているので分からないが、生まれると他の鳥より大きいので、他の小鳥を追い出して独り占めしたり、早くふかして後から生まれた小鳥を殺してしまうなど、恐ろしい戦略があるそうだが、人間もよく似た作戦を取り入れているとは驚きである。

つまりメスの最適戦略は他人の子供を自分たちの子供だと巧みに偽って育てさせることである。生物学者のロビン、ベーカーによると、平均して、男性の10%は他人の子供を誤解して育てていると言う。

これは所得によっても異なり、最低所得層では30%にはねあがり、最高所得層では2%に激減する。高所得の男性と結婚した妻が夫を騙そうとは思わない。発覚した時に失うものがあまりにも大きいから、この戦略を採用しようとは思わない。逆に低所得層の家庭に夫と血の繋がらない子供が多い理由がある。

哺乳類の番(つがい)の作り方には一夫一妻、一夫多妻、乱婚がある。霊長類ではゴリラが一夫多妻、チンパンジーとホノボが乱婚、テナガザルが一夫一妻だ。
ヒトはどうなっているのだろうか、ヒトは「一夫多妻に近い一夫一妻」と言われてきた。男は妻が他の男とセックスしないよう拘束する、その一方で機会あれば妻以外の女性とセックスしようとする。


それに対して女は夫が自分と子供を裏切って他の女に資産を投じる事を警戒する。このお互いの監視によって一夫一妻が保たれているが、男の欲望は多くの女とセックスすることかだから、権力を持てば、ハーレムを作ろうとする本能が出てしまう。

ボノボとヒトの生物進化ー4
一夫一妻と生物進化ー2

一夫一妻と生物進化-2

哺乳類のつがいの作り方には一夫一妻制、一夫多妻制、乱婚の3つがある。現在のヒトは一夫一妻制を守っているように見える。では動物界の事情はどうだろうか、

多くの哺乳類は排卵期にはメスの生殖器が赤くなりオスを誘惑する。オスはそれを見て発情する。メスが受胎可能でない時期は、オスもセックスに興味を示さない。進化論的に、ムダな事をしない仕組みは合理的だ。ところがと「言ってはいけない」で橘玲氏は述べる。動物学者はヒトの行動が特殊なことに気づいた。

ヒトのメスは排卵期を隠して生殖可能な時期を分からなくした。そして受胎できるかどうかにかかわらず、セックス出来るように進化した。メスの排卵期を知る事が出来なくなったオスはいつでも、どこでもセックスを求めるようになった。
性への妄想が知識の進化や文化の成立をもたらしたと考える学者も多い。


乳類では生殖でのオスとメスの投資額に大変差がある。オスは精子の放出に殆どコストがかからないが、メスは妊娠後子宮内で赤ちゃんを育て、出産後も授乳が必要になる。

その為オスはなるべく多くのメスとセックスしようとし、メスは貴重な卵を有効に使う為にセックス相手を慎重に選り好みする。
この条件では群れのなかでは最も強いオスが優れた遺伝子を持つとしてメスを独占しやすい。メスには遺伝子の劣ったオスとセックスする理由が無いから、多くの動物に一夫多妻が見られる。


ただし人には乳幼児が自立するまで長期の養育が必要になると言う特徴がある。この場合は遺伝子の優劣だけでオスを選択する訳にいかなくなると言う。

一夫多妻で多くのメスと1人のオスでは十分な養育費の支援が受けられない。10の資源を3人で分けるのより、4の資源を1人じめした方が経済的に合理的だ。これがヒトの社会では一夫一妻制が広く見られる理由とされる。

乱婚と生物進化ー3
愛犬クローンと生物進化ー1

クラウド会計の具体化-12

クラウド会計の定義は「インターネットにアクセスし、IDとパスワードを入力すれば どんな端末からでもサービスが開始される」となる。

1番の不安はセキュリティだが、いつもとは違う環境からのアクセスがあった場合は「二段階認証」を採用、万一の場合のバックアップは自動的に三ヶ所の遠隔地にされる。トラブルが起きた場合、これまでより遥かにラクに元のデータにもどします。

会計事務所とクラウド会計の関係を見ると、会計事務所の作業の記帳代行業務に費やす時間の削減が最大のメリットです。時間は約半分となります。

その分財務分析や経営改善の提案などのコンサルティングに当てることができます。又扱い数についても一人当たり30社が限度ですが、50社程度可能となります。

普通試算表を作って会計情報を顧客に提供するのは一ヶ月以後になる事が多いですがクラウド会計を採用すると、月末時点ですぐわかる。
つまり会計帳簿の役割は「過去の情報を記録しておく」から「リアルタイムで情報を提供する意思決定に役立つシステム」になるのです。


早期に問題点を把握し、防止し、いつそうのサービスを提供できる。
従来の弥生会計などのソフトは毎年最新版を購入する必要がありますが、クラウド会計では顧問先か会計事務所のどちらかが導入することにより、費用負担は少なくなるはずです。

クラウド会計の今後ー13
税理士生残ークラウド会計ー11

日本のキャッシュレス-47

LINEは日本国内月間7900万人が使っているが、その内3000万人がQRコード決裁に登録していると言う。このLINE PAYは保険、資産売り買い、家計簿、銀行ローン等に使われる。

又これまでお金を借りるには担保等が無いと駄目だつたが、日々の取引や返済実績等から信用度を割り出す信用情報を作り、貸出する、新しい取り組みをしている。

売上データの活用では個人情報を守る為、データの利用はするが、個人の特定はしないと言っている。その約束事は大変必要だが、データはサーバ上に細かく残る訳だから、個人の特定をしようとすれば出来るのが問題でもある。悪意ある活用も可能である。

情報が富となるのが分かって来た今日、個人情報は個人にとって、大切な宝である。この個人情報を守る仕組みが「情報銀行」の設立だ。

そこへの情報の提供は自分で決められている。そして相手企業ごとに、開示する情報を選択する。すると企業からは割引券がもらえたり、ポイントが付いたりする。

個人情報はユーザが心地良い情報の使い方、権利と利便性のバランスを取るのが必要になってくる。

平たく言えば、家族には話すが隣人には話さない情報や、近所に話すが、他人には話さないなどの、情報をバランス良く使い、情報という宝を大切に、有効に使い、明るキャッシュレス社会を目指すべきなのだろう。

情報銀行―仮想通貨ー48
日本のキャッシュレスー46

ユダヤ人と知能の高さ-10

著名な科学者の中でユダヤ人の占める割合が高い。ユダヤ人は科学系のノーベル賞の1/4以上を獲得している。一方人口は世界の1/600に満たない。アメリカでは人口は3%未満だが、企業のCEO(最高責任者)は20%に達している。

ユダヤ人はなぜ知能が高いか、この謎に迫ったのが、物理学者のグレゴリー.コクランと人類学者のヘンリー.ハーペンデイングだと紹介するのは、最近ベストセラーとなった「言ってはいけない」を発表した橘玲だ。

2人の研究によるとイスラエルのIQ検査の結果、極めて知能が高いのはドイツ系ユダヤ人で、その他のユダヤ人は平均と変わらなかった。彼らのIQは平均100に対して、112〜115である。彼らはライン川沿いのユダヤ人コミュニティを発祥とし、その後ポーランドやロシアに住んでいた。

ユダヤ人への最も激しい差別により人口の増加を抑えられ、キリスト教で禁止されていた金貸しで生計を立てざるを得なかつたそうだ。この条件にユダヤ人独特の多民族との婚姻を禁止する条件が加わると、数十世代の内に知能の遺伝的変異が起きたと推論する。金融だけを生きるすべとするとヨーロッパの富裕層は数学的知能が優れていったのだろう。

ユダヤ人は多産ですので、裕福なユダヤ人は飢饉でも生き延び、多くの子を産んだ。今でもドイツ系ユダヤ人(アシュケナージ系と言う)は祖先の中東人の遺伝子を50%近く保有している。これほど同族婚が極端だと、有利な遺伝要素は集団内に蓄積される。

しかしその反面ティーサックス病、ゴーシエ病、自律神経障害、遺伝説乳がんと言った遺伝病を持つ率が高い事が知られている。これらの疾患は通常のヨーロッパ人に比べて100倍高いと言う。

一方イスラム圏に住むユダヤ人は手作業や革なめし職人、肉屋、絞首刑執行人などの職に就き金融業に特化しなかったため、IQが平均と変わらなくなった。従ってドイツ人系ユダヤ人の高い知能はヨーロッパでの厳しい差別から生まれた事になる。

ユダヤの商法ー11

日本人はユダヤ人に学べるかー3
中国人と如何に付き合うかー9

 

小型ドローンと人工知能-38

ドローンはアメリカ製と中国製が多い様だが、最近は中国製が断然増えておる。中国でもDJIという会社がナンバーワンだそうですが、最近大阪にその販売店が出来たので、早速出かけてみました。

色々な大きさのドローンが並んでいますが、私の狙いは一番小さいドローンでした。それは室内で飛ばすもので、ドローンの入門版みたいなものです。1万5千円でセットがある。セットには本体と充電器と充電ボード予備を含めて3 枚、プロペラの予備2枚が入っている。

なおはじめは何回も墜落や衝突するだろうから、その度にプロペラが曲がったりすると面倒なので、墜落時に機体を保護するため、全体をおおう鳥かご状のものを約6千円加え、合計2万1千円で一揃いを買った。

操縦は付属品の用紙にあるQR コードをスマートフォンで読むと、ドローン用のアプリがインストールされる。
このドローンは電源を入れると、独自のWIFI電波を発信するので、スマートフォンをそのWIFI に同調させ、アプリを起動させる。アプリに出てくる発車指示をするとエンジンが回り出し、離陸する。その一瞬は感動ものだ。


室内で1メートルほど上がりホバリングし空中に止まり安定する事が出来る。この時ドローンに搭載されたカメラに映る光景がスマートフォンに表示される。自分の姿が映るのも不思議な景色だ。

ドローンから無線電波が発信され、それをスマートフォンが受信して操作する。いったん離陸すると空中に止まるのでそこから、スマートフォンで操作すると空中で前後に移動する。

またスマートフォンで操作すると、ドローンに付けられた500万画素のカメラが反応して地上を映し、スマートフォンに飛ばして来る。スマートフォンで画像を確認する事ができる。

あまり操作を急ぎすぎると、無線が届かない内に次の司令が来るので混乱するようなので、ゆっくり、的確に操作する必要がある。着陸は地面に落とす場合と手の平に戻す場合がある。やはり最初起動して空中で止まりホバリングする時に初めて見た風景が新鮮でした。



ドローンと人工知能ー37

https://furoujp.com/blog/about-society/drawn-ai-37-37/

人工知能と監視社会ー39

https://furoujp.com/blog/about-society/drawn-ai-37-37/

教育用コンピュータコンピュータ-ラズベリーパイ-1

最近教育用として、世界で注目されているのが、超小型コンピュータのraspberry.paiです。日本では省略して「ラズパイ」とも言います。 
イギリスのラズベリー財団によって開発された縦10センチ、横5センチの小さなコンピュータですが、有線、無線のネットワーク機能や映像入力、音声入力等の拡張機能が整備しており、現代のコンピュータを学ぶに最適と人気が出て、2016年には1000万台を超える販売をしました。


私も最近ラズベリーパイと画面7インチを買いました。自宅にUSBタイプのマウスがありましたので、付属のメモリを挿入して、本体、画面、マウスを接続したら、付属のメモリからシステムがインストールされ、Linuxのデスクトップ画面が現れ、見事な装置に感激しました。

次にネットワークの設定に移り、自宅の無線ランの設定にうつりましたが、暗号入力にキィボードがいる事に気づき、ヨドバシカメラ梅田店にて、小型キィボードを購入して、テストしました、折りたたみ用の洒落たキィボードでIPADにも使えるのが気にいった。 

ラズベリーにはブルーツースの機能もある、ところが後日ブルーツースとキィボードの連携が思うようにいかず、思い切って約1000円程でUSB対応のキィボードを買いました。USB対応のは比較的簡単につながるので、使いやすいようです。ラズベリー、パイは超小型コンピュータながら、コンピュータの特性を持っています。

このシステムは無線機能やブルーツウースの機能を持ち、ブラウザのプログラムからインターネットを検索できます。インターネットの動きはよそうに反して切れが良い。

また小学校用のズログラム言語のスクラッチやパイソン言語が使えるとともラズベリーパイの設定をおこなえます。又パイソンで作ったゲームも入っており楽しむことができます。

日本企業のクラウド-14

2017年に東急ハンズは自社のデータセンターを閉鎖して、全ての業務システムをAWS(amazon web servises)に移した。そのきっかけとなったのは2011年の東日本大震災でデータセンターが止まった事とネットセールで急増するアクセスや出店の増加で増えるデータ量への対応もクラウドだと柔軟に対応出来ることにあった。

今後東急ハンズはAIをプログラマーでなく、業務知識の豊富な人が開発出来、顧客データの分析や店舗決裁の仕組みの効率化を進めたいと考えている。


ゲームは速さとスケールの大きさが必要な世界で特にクラウドの威力が発揮される。

バンダイナムコが展開するドラゴンボールレジェンズはグーグルのクラウドを活用し、世界中に散らばるプレーヤー同士のリアルタイム対戦を可能にした。

しかしプレーヤー同士の距離が離れると通信時間がかかり、相手に届かないうちに次の攻撃をすると順序が混乱してしまう。そこで大陸間などの遠隔地ではインターネットを使わず、グーグルが敷設した海底ケーブルの専用ネットワークを使う。

この速さはグーグルの強みになっている。又グローバルに展開するゲームはアクセス数も尋常ではない。通常はユーザが急増しても耐えられるように、大き目のデータベースを用意するが、アクセスが減った時は無駄になる。

そこでグーグルはアクセス量に合わせて自動的に伸縮するデータベースを用意した。

はや使って当たり前となりつつあるクラウド、サーバ管理の苦労から解放されると費用は大きく減る事になる。クラウドは企業の競争力を左右する重要な要素となりつつある。

日本企業とクラウドー13

働き方改革-企業システム-12

日本の企業ではあらゆる職種、あらゆる条件で上手く働く者の評価が高くなり、特定の職種でずば抜けていてもあまり評価されず、むしろ平等精神に反するため、途中で他の職種に転勤させられるケースも多い。

その結果会社に対する忠誠心は芽生えるが、仕事に対する強い責任感が薄れ、上司が遅くまで勤務していると、特に仕事が無くても付き合い残業をする。それをしないと上司からの評価は低くなる。

作業は職場の流れに逆らわない様に周りから目立たぬことを第1に注意しながら作業する。そんな状況で作業効率が上がるはずが無いと思われる。事務作業では、時間つぶしのために残業をするとなると、単純な仕事を複雑化したり、美的に飾ったりしてしまう。


次いで小泉政権頃から正規社員に対して、柔軟に雇用出来る非正規社員(パート、アルバイト)の採用が増えた。雇う側から見ると大変都合良い仕組みであるが、雇われる方はいつでも辞められる代わりに、いつでも解雇される恐れがある。

働く意欲のあるパートはいくら熱心にしても、正規社員より安い給料で、しかも正規社員がやりたくない仕事をさせられる確率が高い。従って今のままでパート社員に勤務効率をあげさせるのは無理があります。

日本では組織のルールが優先され、それに違反すると村八分に会い、組織から弾き出されるのが普通ですので、日本の組織体で勤務効率をアップするには、組織体のトップが率先して、現状打破を行うしかありません。
そうでなければ、現在の経営層が無くなり、新しいトップを待つしかありません。


期待がかかるのは新規に立ち上げた企業ですが、新しい組織体なら、勤務者が働いて効率を上げやすいルール:時間や場所や年齢に束縛されず効率を追求しそれ相当の給与が払える新しいルールを作り、実行する企業がふえれば、世界に追いつくのではないかと考えます。

働き方改革ーブラック企業-13
働き方改革ー企業システムー11

働き方改革-企業システム-11

先日同窓会セミナーで働き方改革の話がありまして、日本人の働く方について考えさせられました。
日本の
1時間当たりの効率は世界で20位だそうだ。GDP第3位を誇る日本が、なぜこんなに非効率な働き方をしているか、又しかも未だ経済大国を維持しているのか、不思議に思うが、日本独特の仕組みが存在するに違いない。

問題の根底にあるのは「定年」と「就職方法」 及び「社員とパート」の問題にあるのではないだろうか、
まず定年は平均年齢が50歳代だった明治時代に50歳を定年と決めたと聞いている。アメリカでは雇う時年齢を理由に差別する事を禁じている。従って退職年齢は自分で決める事になる。何という素晴らしい仕組みだろう。


ドイツでは定年年齢と年金受給年齢をリンクしているのが、特徴である。従って年金受給年齢になると自動的に解雇する。
日本は長く定年50歳だったが50歳で辞めて、60歳で年金受給では10年間収入が断たれるので、定年が55歳から60歳に上がっている。
なお最近では65歳でも勤務させるケースが増えているが、実情は60歳から給与は30%程に落ち、権限は無くなり、元の部下に使われるというお情け雇用で、働く意欲をそそるものとは縁遠い。


次に「就職方法」は学校を卒業した新入生を一括入社させるのが日本方式である。この方式だと、一定の研修期間の後、適当に新入社員を、各部署に割り当てる。適当とは各部署の要望に従って、割り当てる事で、新入社員の意思に従って割り当てる訳ではない。
現実では技術を学んできた若者が、たまたまよく喋る理由で、営業部勤務になったり、地味な外見から事務職に命じられたり、そこには会社側の様々な理由があるが、本人の理由は殆ど聞く事がないのが現状ではないだろうか。


外国ではある業務で欠員が出た時に募集して入社を決めるから、その業務に適した人を入社させる事になる。企業が求める人材と、自分の得意分野で働きたい人とがマッチする。

その結果無理やりやらされている従業員と、進んで職種に着いた社員とは、働く意欲や効率も変わってくる。企業の中での転勤も企業の都合でどんどん勤務地や職種が変わる場合も多い。個人はいつしか、自分に忠実に真剣に働くより、企業の意向に従って働く事を選んだ結果、勤務効率は外見は上がっているようだが、実質は何ら進歩が生まれないのが現状ではないだろうか、
シャープ再建ー企業システムー10

働き方改革ー企業システムー12
シャープ再建ー企業システムー10

日本のキャッシュレス-46

キャッシュレスの波はやっと日本にもやって来たようだ。世界のキャッシュレスシステムは今急速に進んでおり、nhkの調べでは2016年にキャッシュレスの比率は韓国:96%,英国:69%,中国:60%,米国:46%に対して日本:20% である。

日本政府はやっとキャッシュレスへのスタートを宣言した。それは
①このまま現金システムを続けると、お札の印刷や銀貨の鋳造に年間650億円、全国にATM設置に4120億円、店頭の人件費に5000億円、現金の盗難に900億円、そしてその他を加えて全体で、年間1.6兆円かかる事、


②企業や店舗側は意外にメリットがある。設備に費用がかからない事、そしてレジ締めの手間、つまり毎日レジを締めてから、実際の売上金額と突き合わせをするが、1円でも合わないと全部の検査をする、これが通常1時間かかるそうだが、キャッシュレスではお客が支払った瞬間に本社へ送信されるので、この作業は不要になる。

そして最後のメリットは売上情報が得られる事である。お客様がいつ、何処で、何を、いくら買ったか、それはリピーターが新規が等のデータが得られる。


日本政府は政府側の問題と、企業側の要望に応える様に、2025年にはキャッシュレス比率を40%に、将来は80%にする目標を設定した。
日本は現金が便利なので、計画通り進むかは分からないが、現在も外国人旅行者が増えており、現金を持たずに来る人も多いそうで、スーパー等キャッシュレスシステムを整備する店が増えている。
通帳レスー仮想通貨ー45

日本のキャッシュレスー47
通帳レスー仮想通貨ー45

日本企業とクラウド-13

日本企業の中でも海外に空調機を販売している「ダイキン」は2020年を目指して世界の100万台の業務用空調機をクラウドにつなげる計画を立てている。世界中の空調機データをAWSによる「ダイキン、グローバル、プラットフォーム」に吸い上げ、サービスを開発する。

三菱ふそうトラック、バスは2020年までに自社製トラック10万台をネットにつなぎ、トラック輸送の方法を変えていく方針だ。運転中のトラックの位置や燃料の消費情報を把握できるほか、急ブレーキなどの状況から運転の安全性を評価したりする事ができる。このサービスはマイクロソフトのアジュールが提供するAIやIOT の機能を駆使している。想像以上に短期間で実現できたという。

2016年最大手の三菱東京UFJ銀行がAWS の採用を決めた。企画部は新規開発のシステムはまずクラウドで検討すると考えている。銀行業界では巨大なシステムを自前で構築する事が競争力につながると考えていましたが、投資のかなりの部分がサーバ構築やメンテに使われて、新しいサービスが出来なかったが、クラウドであれば、手間が省ける。

銀行内のデータを集計し、分析する基礎の作成やAI モデルの開発を検討中だ。クラウド各社もデータセンターは東京以外に大阪にも開設し、災害などに備えるバックアップが可能になり、金融のクラウド導入が加速した。
今後はシステムの中核の「勘定系」だが、この業務は未だ自社のメインフレームで行なっているので、今後のクラウドの成熟度を待つとしている。

日本企業とクラウドー14
米国三強とクラウドー12

米国三強とクラウド-12

2006年にクラウドを事業化したアマゾンは今世界25地域にデータセンターを持ちそれらを海底ケーブルで結んだ巨大ネットワークを持つ。そこに集まるデータベース、分析ツール、人工知能やIOT システムなど140以上のサービスを提供する。現在世界の51.9%を占めている。

このアマゾンを追いかけるのは米マイクロソフトとグーグルだ。マイクロソフトはウインドウズやオフィス等のビジネスから法人顧客用のクラウドサービス「アジュール」を拡大、2017年には前年の2倍で現在13.3%のシェアを占めている。

小売業者はアマゾンのネット販売と競合にある為、アマゾンのクラウドを避けている。小売最大手のウォルマートはマイクロソフトのアジールを、小売業界の8位のターゲットはグーグル、クラウド、プラットフォーム(シェア3.3%)を採用した。

今後10年間はアマゾン、マイクロソフト、グーグルが激しく争うだろうと予測される。亦賀忠明アナリストは日本の経営者の多くがクラウドのインパクトを分かっていないと言う。

大部分の日本企業は自社でデータセンターを持ち、サーバやソフトの更新などに追われて、新しいサービスを始める余裕がない。クラウドはあらゆるハードやソフトのメンテはやってくれるので、サービスを開発する事に専念できる。

アマゾンのレジなし無人店舗はQRコードをかざすとネットに繋がり、顔を認識して、アマゾンのIDと紐付けしてくれる。商品を持って店外に出ると自動的に計算される。これらのシステムはアマゾンのAWSで整備していると言う。

現在ではアマゾンが断然ユーザ数が多いだけにAWS がリードしているが、マイクロソフトやグーグルも徐々にシェアを広げているので、今後は各社のクラウドを組み合わせて使う企業も出てくるだろうと予測する。

日本企業とクラウドー13
税理士生残りークラウド会計ー11

統合部隊の創設-サイバー攻撃-20

日本政府は報道によると、今後のサイバー攻撃に備え、陸海空の3自衛隊を統合部隊を作成して、司令塔を一元化する意向を固めた。
脅威となるのが電磁波を使った電子線やサイバー攻撃はいつ仕掛けられるか目に見えない。攻撃の兆候を即座に判別するには、3自衛隊が収集した情報を、集約、分析するため、その役割を統合部隊に一元化する事が効率的といわれる。


さらに複合攻撃もありうる。ロシアはクリミア併合時、軍隊を展開すると共に電子戦やサイバー攻撃をしたとされる。中国も電子戦とサイバー攻撃を強化し、衛星破壊も視野に入っている。
米国は連邦政府のネットワークやサイバー防衛について、国土安全保障のサイバーセキュリティ通信室が、取り組んでいる。


2017年には①サイバー攻撃を指定し、迅速に対応する能力の改善、②米国政府の財産、重要インフラ、情報を守るためのサイバー手段及び専門知識の向上、③必要に応じて敵に対しサイバー作戦の実施する為の戦略方針、を定めた。

英国は2015年今後5年間で19ポンドをサイバー防衛能力向上の為投資する事を明らかにした。


オーストラリアは2013年サイバー政策が安全保障上の最優先課題の一つとした。2020年「サイバーセキュリティ戦略」を発表し国民の安全の確保、民間企業の参画、脅威情報についての情報共有を規定した。

平成6年に3自衛隊の隊員で構成するサイバー防衛隊を統合部隊として新設、情報通信ネットワークの監視とサイバー攻撃への対処を行っていた。今回はこの組織を現状の110人から格上げして、千人規模に拡充するなど改変する。

電子戦では空自は電子戦装備の航空機があり、陸自も電磁波作戦部隊を新設する方針、3自衛隊を如何に統合部隊を傘下に整理するかが課題となつている。


サイバー空間は無法だー21
サイバーセキュリテイー19

インド哲学-世界の考え-3

ウッダーラカは息子に「すべての土から作られるものは、土である」と教えるが、それは壺や皿と言ったものは土から作られた変容物に過ぎない。
現象界の諸事物は根源的なあるものの変容であると言っており、それがこれまでとは違い論理的とみえる。いろんなものが姿を変えて現れてくるが、その本質は同じと言っている。


これは赤松明彦氏の「インド哲学10講」を参考に記述しています。「宇宙開闢の歌」は哲学思想の最高峰を示し、創造神を脱し、宇宙の本源を絶対的唯一物に帰している。「チャーンドーギャ、ウパニシャッド」は世のはじまりでは、世界は「ないもの」だつた。それが「あるもの」になった。

そして卵になり、一年後割れて、半分は銀に、半分は金になつた。銀はこの大地で、金は天空であり。このないものは無存在ではなく、秩序のない混沌(カオス)の世界をさしている。従って神が無から天と地を作ったとは全く異なる。つまり宇宙創造の神話である。
これに対し「ウッダーラカ」はどうしてないものからあるものが生まれるのかと言い切っている。存在と非存在が同時に成立することかは論理的に不可能だと言い切った、ここに神話から哲学への転換が見てとれる。


唯一のものは増殖しようと熱を生み出した。人はそこでは汗を流す、そこから水が生み出された、そして水たちは多くなろう、増殖しようとし、食物を生み出した。つまり根源的一者から熱と水と食物の三つが生み出されたと考える。

インド哲学-世界の考えー2

ホモ•遺伝子と寿命-12

長く生きた生物は傷だらけのDNA になっている場合があり、傷ある生殖細胞を使って子孫を作ると、傷がたまっていき、最終的には絶滅する可能性が高くなります。
これを防ぐのは、ある程度で古い個体が死ぬ事で回避しているとおもわれます。数十年生きるには問題はありませんが、数百年になると、問題が起きます。


長寿への手がかりとして最近2つの研究がありました。一つは細胞分裂の回数と関係しているテロメアです。テロメアの長さで、寿命が決まるのではないかと考えましたが、残念ながらマウスのテロメアが人のテロメアより長い事が分かってきました。

もう一つは飢餓状態になると働くと言われる「長寿遺伝子(サーチュイン)」です。食事を少なくとった猿が普通にとった猿より若く元気になるのは長寿遺伝子が働くからと言われています。まだまだ不明な事が多いですが、研究の成果によっては寿命が延びる時代が来るかもしれません。

幸せとサピエンスー13
ホモ:生命と遺伝子ー11

知識と知恵の追求